ファッションに適した物流立地とは??
こんにちは!ファッション物流改善アドバイザーの阿藤です。
昨日は久しぶりの雨で
少し涼しくなるかな・・・と思ってたら
結構な雨量でしたね!
さらに通勤の路線は人身事故で、
出社の際はたいへんでした!
まぁ、でも久しぶりの恵みの雨だと思えば、
今日も一日頑張れそうな気がします!
さて、今回ですが
ファッション物流の立地について
ご案内いたします。
Contents
立地の基本要素とは?
まず、物流視点での基本要素としては、
・生産地点から供給先への導線
この要素が、自社の商品、店舗、マーケットの特性から
最も効率的な地点を検討することが望ましいといわれています。
具体的な例として、
①商品の特性
(商品が海外生産で)船便の場合、
東京港で荷揚げ⇒拠点への配送
②店舗(販路)の特性
拠点から店舗(販路)への配送
このようなことが挙げられ、
これらが最も効率よくなるには、
時間(距離)と配送エリアによる費用のバランスの検討になります。
さらには、
拠点作業スタッフの採用性(集まりやすいか?)と賃金相場、
それと、皆さんが一番気になる、土地相場が相まって、
立地のサービスレベルとコストの適合地点を検討することになります。
特に、立地においては数千円単位(坪当たり)の差があるので
拠点規模によって、費用の影響度も大きくなります。
ファッション物流における立地要素
前述の一般的な物流としての立地要素の他に
もう少し、ファッション業界に近づけて考えてみると・・・
①商品の特性
⇒空路もあるので、空港と港湾のもっとも適した立地が好ましい
②店舗(販路)の特性
⇒主に都心展開の店舗が多いことが特徴
もっというと、
①催事やセール品の品揃えで
本部スタッフが倉庫に行く場合がある
②商品の現物確認に倉庫に行く場合がある
⇒つまりは、倉庫に通いやすい立地がいいということもあったりします。
さらには、倉庫内に撮影拠点を構えている場合、
モデルが通いやすいということも一つの検討要件だったりします。
じゃあ、OTSはどうなのか?
ではOTSではどうなのか?
こういうことでお客様に喜んでもらえているのかな、
ということをお伝えしますね。
①通いやすい
前項のとおり、OTSのお客様は、商品の確認や品揃えに来社される頻度が多いため、
渋谷を中心とした事務所からは
1時間圏内と非常に通いやすい立地となっています。
日本で再度検品(外観検品)も多く実施しているブランド様が多いため
実際に商品を見ていただいたり、といったことも多いかな、と思います。
そして、OTSもスタジオを併設しているので
モデルも集めやすく、通いやすいので定着しやすいとも言われています。
②空港や港湾が近い
成田からは1時間圏内、東京港、羽田からは30分圏内、
横浜港からは2時間圏内と非常に人気のエリアとなっています。
シーズン中は、
日本に着荷してから、すぐに店頭に入れたい!
という思いのブランド様が多いため、
実は結構重要な要素だったりします。
③都心が近い=店舗やその他拠点が近い
もちろん、都心に多くの店舗を構えている場合が多いため、
緊急の際は、すぐに対応できる圏内、ということも大きなメリットですね。
また、ECの場合だと、
モールサイトの倉庫の立地からも
ちょうど中心にあるので、
現在よく話題に挙がっている
『ECモール在庫の一元化』にもっとも最適な立地だったりします。
④作業スタッフを集めやすい
ファッションの物流では、非常に多くの人が関わっていて、
OTSでも多くのスタッフが商品に携わっています。
その、パートさんの雇用に考慮した立地も非常に重要な要素です。
江戸川区はスタッフを集めやすいエリアで、
OTSでは、近隣に複数のセンターを運営していて、
総勢500名超のパートスタッフが在籍しています。
物量の上下が激しいファッション物流において
場合によっては、拠点間でスタッフの応援体制を組んでいるので、
お客様のご要望の業務になるべくこたえられるように準備しています。
まえに、『ドミナント戦略ですね!』と
かっこいいことも言われたりしましたが
なるほど、そうかと思いました。
以上のことから、
OTSが江戸川区で
30年もファッション企業様に選ばれている理由のひとつが
この立地になるのかな、と思います。

OTS マーケティング部

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