【これからは中国越境ECが熱い!】
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最終更新日:2023/05/17
ファッション物流, ファッション業界(業界情報), ネット通販
おはようございます!
今週始め新しい都知事がほぼ決まった頃、衝撃的な訃報が入ってきました。
大相撲の九重親方で元千代の富士という伝説的な大横綱がお亡くなりになってしまいました。
思春期に憧れのような気持ちで本当に大好きだった人の訃報で、ショックが大きく呆然としてしまった程でした。
心からご冥福をお祈りします。
【これからは中国越境ECが熱い!】
中国の越境ECがいよいよ盛り上がろうとしています!!
何でそんなことが分かるのかって?
物流をやっていると、世の中のモノの動きの中から感じることがあるんです。
特にOTSには世の中に広がる前にいろいろな話や相談が多いので・・・(^^)v
そういった先駆者的な方々の話や、実際のモノの流れ、そして業界情報などから複合的に判断すると、多分今年から来年にかけていろいろなブランドや企業が中国への越境ECに本格参入して、一定以上の売上や成果が出始める気がします。
あくまで推測ですが・・・(;^ω^)
OTSのお得意先様にもその越境ECの先駆者的な会社があり、その方々の話を伺っていろいろ納得することがあった。
その当社臨海センターの新規のお客様、ウィーンゴー株式会社のヘレン社長と赤井さんの話では、2012年に越境ECという言葉が生まれて中国では海外からのネット通販が注目され始めた。
しかし、実際には日本から中国へのファッションアイテムの販売については、リアルとネット含めてなかなかうまくスケールしていないのが実態と言える。
これまでは、なぜ上手くいかなかったのか?
そして、これからは上手くいく可能性があるのか?
その辺りの認識をヘレン社長に伺ってみたところ、興味深い話を伺えました。
なぜ今まで日本のファッションアパレルが中国でちゃんと売れなかったのか?
その理由は、日本国内よりも価格が高かったり、物流面の課題があって納期が遅れがちだったり、日本国内に比べて展開型数が少なかったりと・・・。
つまりは、『日本のファッションアパレル企業が本腰を入れて展開してこなかったから』だということを感じた。
今までは、日本国内の経済環境に恵まれていて、上手くいけば中国でも売れたらいいな程度の取り組みだったので、人的組織や商品、そして資金などの投入が中途半端だったのではないか。
本当に不退転の覚悟で日本国内と同じか、それ以上の力を注いで成功を得ようとしてきたのか。
ここにきて、いよいよ日本国内でのアパレルの売上が厳しさを増してきて、本格的に売上を上げようとしたら海外に目を向けて本腰を入れないとならなくなってきた。
業界内での情報でも、いよいよ中国越境ECの本格的な取り組みの話が増えてきた。
これから本当に中国での日本のファッションビジネスが成功するかは未知数だが、日本企業が全力で取り組むことによって道が開ける可能性は十分あると思う。
後は、成功するまでやり続ける覚悟があるかどうか。
どんなビジネスでも3年から5年は本腰を入れてからかかると思って取り組んだ方がいい。
結果として早く成果が出ることもあるが、本当に中国の消費者の好きなものや顧客との関係性ができるまでは、時間がかかると思って取り組んだ方が継続するビジネスにもなりやすい。
日本の景気に頼らない事業の基盤をつくることは、日本の景気を押し上げることにも繋がるように感じた。

OTS マーケティング部

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