【傲り慢心】
おはようございます。
先週末は、夏季休暇で少しのんびりすることが出来ました。
まだまだ暑い日が続きますので、今週も水分補給を忘れず元気に楽しく乗り切りましょう!!
今週は、休み明けで少し気を引き締めるような内容でお届けします。
経営者が陥り易い問題として、成功してから傲慢になる人が多いとよく言われます。
これは人の性でもあるので、歴史を振り返ってみても必ず成功した人が陥る罠だと言えます。
OTSの状況はまだまだ成功までは遠い道のりの状況ですが、この状況でも少し順調にいっているだけで成功していると勘違いしてしまうのも人の性というもの。
物事に絶対と言える事実はなくすべてが解釈だと言えるので、この状況を成功と捉えるか、まだまだ課題があると捉えるかは、どちらが正しいとは言い切れないものでもあります。
まあ、ここでは解釈の問題を議論するつもりはないので、何が成功で何が成功でないかは置いておきます。
それよりも、成功すると傲慢になってしまうのは何故なのか?を考えていきたいと思います。
なかなか上手くいかなかったり苦しい時期が続いていると、成功したいっていう気持ちや欲も強くなります。
頑張って頑張って努力を続けてやっと結果が見えてきた。
その時に、自分の力で何とかしてきたと思っている人は、自分の力に対する自信を持ってしまう。
努力してきた時間が長く想いが強ければ強いほど、成功した結果を自分の力としても大きく認識してしまう。
誰でもそうなる要素はあります。
だって本当に頑張ってきたから。
でも、本当に自分の力だけだったのか。
仕事は一人でやっていても、生活やプライベートで支えてくれる人はいなかったか。
自分の見える範囲だけで、それ以外に仕事や会社を支えてくれる人はいなかったか。
会社を外部から支えてくれるパートナーの会社や人はいなかったか。
その仕事自体をいただけるお客様がいなかったらどうなのか。
自分が見えてるもの、知っていることだけで会社や世の中が成り立っているとは思っていないけど、それが見えなくなるほど目の前のことに入り込んでしまう。
そうしてやっと上手くいった時、人は傲慢の種を蒔いてしまうのだと思う。
周りが見えなくなるほど努力することは悪いことじゃないけど、自分の力だと過信してしまう前に注意してくれる人を大切にする。
人は一人では生きていけないし、必ず誰かがどこかで支えてくれている。
そして、上手くいかない、一人では何もできない自分を受入れて、そんな自分をそれでもいいと認めてあげる。
どんなに上手くいっても傲慢にならないために、自分でも意識し続けていきたいと思っています。

OTS マーケティング部

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