物流の復讐 パートⅡ
公開日:
:
最終更新日:2023/05/16
ファッション業界(業界情報), ネット通販 ラストワンマイル, ロストワンマイル, ダークストア
こんにちは、物流案内人の小橋です。
この記事がUPされるころには、
日本を飛び出してタイにいるころではと思います。
タイでは、リサイクルの会社と協業し、
日本で滞留している在庫品を海外で販売する事はできないか?
物流会社として在庫を保管するだけでなく、
消化のお手伝いできないか?
そのあたりを直接現地に行って調査してくるので、
何か発見があればブログでお伝えしますね。
さて、今回のテーマは・・・
前回の「物流の復讐」についての続編です。
Contents
「ラストワンマイル」って言葉を聴いた事がありますか?
もともとは通信サービスにおける
ユーザーとの最終接続を意味したことばでしたが、
物流業界でも最終エンドユーザーにどのように届けるか? を意味しており、
さらに、ネット通販においては、配送費無料や当日配送など
付加価値サービスとして各社が凌ぎを削っています。
「ロストワンマイル」の恐怖
今回日経ビジネスでは、アマゾンの出現で
そのラストワンマイル=すなわち顧客との接点が失う
「ロストワンマイル」について触れていました。
たしかに、商品の同質化や、差別化が難しくなると、
価格以外では、消費者により近く・・・いわゆる、
「欲しい物が、欲しい時に、欲しい場所で手に入る」
そこを制したものだけが勝者となり、それ以外は
ロストワンマイル=敗者となる。怖いですね。
ITにより距離の概念がなくなる
昔は、商圏などと言われて距離が影響していて、
エリア戦略をしていればよかったのですが、
ITにより、距離の概念がほぼなくなっているので、
商品の価値以外に、物流=どうお客様に届けるか?も重要になっています。
ダークストアー(闇の店舗)???
「物流の復讐」とか、「ダークストアー」とか、
ヨーダーやダースベイダーが現れそうですよね・・・
これも日経ビジネスの受け売りですが、
ネットスーパーはこれまで、
店舗の棚から収集して宅配する「店舗型」と
物流拠点から広範囲に宅配する「センター型」の
二つでしたが、それを融合したのが
ダークストアーです。
詳細は本誌を読んでもらえればと思いますが、
そこで気になったのが、
「客の来店を前提としない・・・」
「顧客に商品を供給できれば、ネットもスーパーも同じ」
とのコンセプトでした。
先日も丸井WEBの話を聞きましたが、
ネット通販で成功している企業に共通していること
それは、
ネットとか店舗とかの従来の枠組みを超えた
柔軟な発想・・・
そして、
その時に物流=ラストワンマイルは、
非常に重要となっているように感じます。
物流マンとしては、
この激流のような、商流だけでなく
物流の変化の時代に関われたことにやりがいを
感じています。
みなさんは、どう思われますか?
ご意見などお聞かせいただければと存じます。

OTS マーケティング部

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