ファッション企業にも物流の共同化が進んでいる??
公開日:
:
最終更新日:2023/05/17
ファッション物流, ファッション業界(業界情報) 技術投資, 物流共同化
こんにちは!
マーケティング部お客様担当の阿藤です。
6月は様々な方々との情報交換や
新しく、刺激のある気付きをいただける機会が多い月でした。
ファッションの技術は?
ファッション物流の技術は?
RFIDなどは??
そんな話題が多かったように感じています。
そこでの共通事項として感じたのが、
いわゆる大手ファッション企業においては
技術革新の挑戦を進めてきているのでどんどん進歩しているものの、
中小ファッション企業においては、
投資的な観点で技術進歩をそもそもできず、
進めることすらできていない。
つまりは、両社、お互いの層の間には
どんどんギャップが広がっていく現象があるとのことでした。
ちなみにファッション業界は
物流業界の視点では、物流技術は遅れている業界に位置づけられる場合が多いです。
その要因には、
継続品が少なく、SKUが多く、多品種少ロット、
店頭に並ぶまでに所要する作業工数が多い
そもそも、技術投入することでの費用対効果が出しにくい流通量である・・・など
※SPA大手や量販は除きます。
そんな状況が、今回も顕著に表れたのだと思います。
そんな中、興味深かったのが、
『それなら、技術インフラを共有・共同化できないか?』
といった考え方です。
例えば、RFIDでは、
数百億企業が1社で導入を挑戦できるものの、
年商百億未満の企業ではなかなか難しい・・・
それでは、その数十億企業を10社程束ねることができれば、
数百億企業のボリュームに達しますので、
その企業団体での導入を検討できる。ということです。
もちろん、細かい部分では、
商品マスタや、使用するタグが共通ではないといけないなど
検討しなければならない課題はたくさんあります。
しかし、言い換えれば、
物流や商品管理に関することが共通化できれば、
RFIDの様な技術投資を実現できる可能性があるということです。
もっと言えば、
共通化できることができれば、物流コストを1/10にできるとすれば・・・
どうでしょうか?
やってみてもいいかもと思えませんか?
なんかこの考え方は共有してもいいのかと思い、
今回ブログで発信させていただきました。
※だったらOTS取りまとめろよ!って話ですよね・・・(笑)
ちなみに、
物流ディベロッパーや商業施設では、
そんな話や事例もあるようですよ。
また、畑違いですが、日雑品や飲料などは
既に物流共同化の事例はどんどん出てきています。
※『物流共同化』で検索してみてください
ファッション業界の物流も
そう遠くないと感じる今日でした。

OTS マーケティング部

最新記事 by OTS マーケティング部 (全て見る)
- 皮革品の修理を対応できるように進行しています! - 2020年5月22日
- 健康経営と新型コロナウィルスへの対応 - 2020年5月8日
- 【えるぼし認定「3」取得!!】 - 2020年1月20日
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
-
次世代の物流倉庫とは?(物流業界にもイノベーションを!)
OTS マーケティング部
-
-
【自己紹介】はじめまして!
OTS マーケティング部
-
-
ファッション物流アパレルに必要な設備揃ってます
OTS マーケティング部
-
-
オムニチャネルの悩み解決!
OTS マーケティング部