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物流を劇的に変える?魔法のツール【RFID】

公開日: : 最終更新日:2023/05/16 ファッション物流 , , , ,

こんにちは!物流改善アドバイザーの阿藤です。

 

小さい頃、土曜日に外出とかで、母親がいないときは、

父親には、お昼に回転すしに、よく連れて行ってもらっていました。

 

流れている寿司、直接頼む寿司などを食べて、

会計の際は、

『青の皿(○○円)が○枚、金色(○○円)が○枚でお間違いないですね?』

と聞かれて、会計に進んだことを記憶しています。

 

とりあえずスシたべたい!といったときには、いまでも行くのですが、

進化していて、効率的になっているなーって思います。

 

会計ボタンを押したら、係の人が来て、

(ものさしみたいなものをさらに当てて)

『○○枚ですね?それでは合計○○円になります』

といって終わり。そのままレジへ進みます。

 

あれ?金額も色々あるはずだけど、

どうやってわかるんだろう??

 

前にニュースでも見たのですが、

スシローなどでは、RFIDを導入していると聞いていたので知っていましたが、

 

前は、ハンディでRFID付のお皿を読み込ませていました。

今回は枚数のみ確認していたので、

『どうやって購入データを作っているんだろう??』と思いを巡らせました。

 

RFIDってなんでしょう??

 

そもそも、RFID(ICタグ)について、カンタンに説明すると、

 

・非接触で、電波が届いてくれれば、認識できる

 ⇒1点ずつ、手に取る必要がない!

・見えない情報を記録することができる

 ⇒印刷する必要なし!

 

大きく上記2点の効果がみられるといわれてきたようです。

 

物流業界でのRFID

 

物流業界での視点で、その効果を考えてみます。

 

保管、管理される商品には、

いまではあって当たり前の、バーコードがあります。

(バーコードも当時はかなりの技術革新だったようです)

 

物流現場では、そのバーコードの読み取り作業が切っても切れない関係にあります。

 

何かというと、必ずこの2つの手間が必ずありました。

・商品を箱から出す

・バーコードにスキャナをかざす

 

それが、RFIDになると・・・

・商品を出す必要がない!

・一度かざすだけで、一度に読み取れる!

 

こんな期待があるといわれています。

 

商品の『入るとき』『出るとき』には

必ずバーコードの読み取り作業があるので、

この作業が削減されれば、つまりは物流コストを削減できる!

そんな魔法のツールとまで言われています。

 

なので、

・商品が入るとき(入庫)

・商品が出るとき(出庫)

・在庫明細をとるとき(棚卸)

 

上記すべての作業削減が図れるとされ、

あるセミナーでは、『棚卸コストは1/10まで削減できる!』

とまで言われていました。

 

まさに、

物流コスト削減に舞い降りた魔法のツール!ですね。

 

ファッション業界での効果

 

セレクトショップ大手では、

既に試験的な導入が終わり、年内に全社正式導入を予定している話もありますし、

最近では、ZARAもRFID導入を決定したと報道もありました。

 

今年2015年のファッション業界では、

益々、RFIDの導入が期待される年になりそうです。

 

店舗では、

・会計がスムーズになる

・防犯タグの機能も併用できる

・購入に至らなくても、その履歴を残せる(ビッグデータ活用)

 

上記のような効果があって、導入に決めている企業も多いようです。

 

特に、セレクトショップでは、

防犯タグのICタグの取付を以前から実施していたので、

費用対効果がスムーズだったと伺った記憶があります。

 

店頭も、物流も効率的になって、

より、可能性も広がるツール、

(導入コストも年々軽減されているようだし)

 

RFIDって素敵だなって思いました。

 

でも、本当にその効果、大丈夫??

 

そんな魔法のツールには、僕も実際憧れました。

まるで少年時代、ドラえもんを夢見たように・・・

 

でも、そんないいことばかりではなく、

本当に、期待される効果を出すことができるのか・・・?

 

そんな今の課題もきちんとお伝えしようと思います。

※これはあくまで、僕個人の私見で、

まだまだ試行錯誤の必要な領域です。

 

RFIDタグの読み取り精度

RFIDには、必ず、商品に取り付けた際の読み取り精度の検証が重要です。

電波を利用したツールなので、届かなければ意味がない!

他の金属との接触などでは、読み取り精度が格段に異なるので

アイテム、保管方法の工夫が必要です。

特にアクセサリーなどでは、タグの大きさや

密集させた保管では、全然読み取ってくれませんので

前述の入出庫や棚卸の削減効果に大きな影響を及ぼします。

 

また、逆に読みすぎてしまう場合があるので

電波の強弱の調整や、遮断装置の検討も必要です。

 

棚卸の設定が必要

前述の読み取り精度で、100%の棚卸の難易度が変わってきます。

例えば、1万点の在庫をかざした時に、9,999点しか読めなかった場合、

本当に実数が9,999点なのか?

それとも、読めない商品があるのか?

そして、その商品はどこにあるのか?

その確認業務を検証する場合があります。

 

実は変わる、リードタイム

インポートブランドが多いOTSでは、

倉庫時点で、品質内容の設定、タグの印刷&取付を行っています。

これはハードの問題ですが・・・

現在、RFIDタグを発行するには、タグ屋さんに依頼する必要があります。

商品が倉庫に到着して、品質情報を決定して、

はじめて、タグ屋さんへ依頼。そして何日か後にRFIDタグが倉庫に到着します。

つまりは、現状は、いままで以上に時間がかかってしまう可能性があります。。。

 

タグの中にある金属や、読み取るハンディやシステムの選定はもちろん

運用についても多くの設定が必要だと感じますが、

 

それをなんとか乗り越えれば、

必ずRFIDは、将来有用なツールになると信じて

今後も試行錯誤を続けていきたいと思います。

 

※しつこいようですが、RFIDについて消極的ではありませんので!

あしからず!

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