物流の請求項目が細かいワケ
こんにちは!物流改善アドバイザーの阿藤です。
寒い日も続いていますが
いかがお過ごしでしょうか?
年明けからインフルエンザも猛威を奮っているようで
自分の周りもかかる人の声をよく聞きます。
4人でのマーケティング部も
来週、再来週の展示会を迎え、
具合が悪くても、這ってでも頑張っています(笑)
物流の請求項目が細かい場合が多いです
OTSでは、数量単位、従量制での料金体系の実績が多く、
『スペース料』『入荷料』『出荷料』『返品料』や
『外観検品料』『検針料』『値札取付料』など・・・・
1単位あたり(数量や件数など)の単価を
作業項目ごとに設定させていただくケースが多いです。
例えば、
スペース料(坪) ○○坪×単価
入荷料 ○○点×単価
出荷料 ○○点×単価
返品料 ○○点×単価・・・・
と、諸々が発生時点で計上され、
その他、運送費、段ボールやガムテープなどの資材費が加算されて
その月の請求金額となります。
なぜ項目ごとに細かいのか?
OTSでの思いとして、
物流費はグロスで見るのではなく、
『どうして物流費は上がったのか?』
『どこから着手すればいいのか?』
を知っていただきたい、といった思いがあるためなんです。
そのために、料金体系は作業項目ごとに設定させていただき、
売上計上のデータは当社の基幹システムに保存しておきます。
そして、お取引様の実績を確認、分析したい際には
そのデータを抽出して、月間での数量の推移などを確認したりします。
例えば・・・
お客様によっては、1か月や、数か月単位でのある一定期間での
請求実績推移を提出させていただくケースがあります。
そこで、
・○○月は、出荷した数量の分と同じ数量の返品が行われている・・・
⇒売上につながっていない催事や、ムダな出荷がされている可能性がある・・・
といったような、要因と対策をお客様と検討する場合があります。
この場合、物流費は、単価だけで決まるものではなく、
単価と『物量』によって構成されるものです。
この、『物量』が、
・上がった要因は何なのか?
・それは必要な(会社様の売上等に貢献できる)工程なのか?
このように、物流費の改善は『物量』の改善によってなされる場合があります。
逆に、物量を改善する方が、その改善効果が大きいといわれています。

OTS マーケティング部

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