【モシモではなくイツモです!】
おはようございます!
今週は、立春の後の一瞬の春日和で、4月のような暖かさになったと思ったら、翌日には冬に逆戻りと寒暖差が大きいので体調管理に気を付けていきましょう!
そして、いよいよこの気候のせいで花粉が飛び始めているようです(>_<)
我が家も朝から鼻水の洪水とクシャミの大合唱が響いていました。
出来る対策をしっかり取って、今週も元気に楽しくいきましょう!(^^)!
【モシモではなくイツモです!】
「地震が起きる可能性は、モシモではなく、イツモある。だから特別なことをするのではなく、イツモの生活のなかで地震に備えていたい。」
「日本の面積は世界の面積の400分の1。
そこに世界の地殻エネルギーの10分の1が集まっている。」
「だから日本では毎年のように地震があり、何年かに一度は大きな地震が起きている。」
先週、繊研新聞社主催ファッションビジネス懇話会の朝食会で、防災プロデューサーでありNPO法人プラス・アーツ理事長の永田宏和氏の話で伺ったこと。
1995年の阪神・淡路大震災から22年。
2004年の新潟県中越地震から13年。
2011年の東日本大震災から6年。
最近では昨年2016年の熊本地震。
これ以外でも被害が出ている地震は毎年のように起きていて、そのことをみんな知っていながら十分な備えができているのかというと、決して十分とは言えない。
なんでかな~と自分自身を振り返ってみると、やっぱり直接大きな被災をしていないから年々薄れてきている。
そして、実際に大きな被災をしていないから、常備するモノやその使い方などが曖昧で現実味が薄い。
更には、災害や防災のことを考えていると、当然だけど楽しくはないし最悪の状況を想像するので暗くなる。
こんな理由が挙げられると思うけど、でも実際に備えていないと本当に大変な状況になったら絶対に後悔するはず!
だから、普段の生活の中に防災を組み込んで、『モシモ』ではなく『イツモ』備えている状態をつくることが大切。
防災情報サイト「地震ITSUMO.com」・・・蓄積してきた防災の知識や技をサイトで一般公開
上記のサイトには防災のために大切なことが具体的に詳しく知ることができる。
普段からどんな備えや心構えが必要なのか・・・、単なる防災の備品を揃えるのではなく地域社会との繋がり方まで。
今回話を聴いていてすごく納得したことは、防災対策は会社も大切だけどその根本は各家庭での普段からの防災対策。
なぜならば、大きな震災があったらまずは自分の家族や大切な人を守るのが普通は最優先だから。
その安全確保や安否確認ができた上での、地域社会や会社での防災と言える。
東京ガスや東京メトロなどの大手インフラ会社は、そういった社員や家庭の防災対策をしっかり取らせたうえで、実際の勤務中に災害が起きたときの防災マニュアルを一人ひとりに浸透させている。
OTSはそこまで大きなインフラを担っている訳ではないけれど、小さいながらも多くのファッション企業の物流インフラの一端を任されている。
従業員とその家族に防災啓発をすることは、一つの使命だと考えられる。
6年前の東日本大震災の時に、その直後からお客様からの出荷についての確認や依頼があった。社内や従業員の安全が確認できた後に、すぐの出荷依頼だった。
直後は「うちも大変な状況の中で無情な要求だ・・・」という感情も沸いたが、冷静に考えると、通常営業しているお店が全国にたくさんある中で商品の供給が止まってしまうのは、ビジネスの血流を止めることになる。
つまり、『物流会社はお客様のビジネスの重要なインフラを担っている!』ということを痛感した。
※3.11の時の事務所の被災状況です。
改めて、今回の『モシモではなくイツモ』という防災への考え方を伺って、自分では会社や家庭でそれなりに防災の意識を持って備えているつもりだったが、まだまだできることがたくさんあってより有効な防災対策がまだまだあることが分かった。
まずは自分や従業員の家庭から始めて、会社や取引関係先、友人やお世話になった方々へ伝えるために、出来ることを実行していきます。

OTS マーケティング部

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