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【32期が始まります!】

公開日: : 最終更新日:2023/05/17 お知らせ, 経営者視点

おはようございます!

 

今週から10月が始まりました!

ちょっと残暑が厳しいと思っていたら、朝晩の冷え込みなどいつの間にか秋が深まってきていましたね。

 

仕事は一つの区切りですがとっても過ごしやすくていい季節なので、この時期を楽しんでいきましょう(^^)/

それでは今期も元気に楽しくいきましょう!(^^)!

 

 

【32期が始まります!】

 

今週から10月に入って9月末決算のOTSでは、新しい32期が始まります!

先ずはこの新しい期になるタイミングで、改めて会社が継続できていることに感謝いたします。

 

OTSを必要としてくれる荷主企業様とエンドユーザーの皆様がいて、OTSのサービスをサポートしてくれている取引先企業の皆様の支えがあって、そして、OTSを内側から支えてくれてきた社員・パディの皆さんとその家族の皆さん、

 

本当にありがとうございました!

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引き続きファッション業界が厳しい中で、OTSも苦しみながらも何とか結果が出せているのは、様々な形で関わっていただいている皆さんの支えのおかげです。

 

引き続きこれからも、もっと良い会社づくりを目指して頑張っていきます!!

 

 

自分自身も社長になって12年目に入る訳ですが、まずは厳しかった前期31期について振り返ってみたいと思います。

 

前期は久々に厳しい業績の1年でした。

 

  •  大型顧客の移管

 

  •  新規導入時の現場混乱

 

  •  ファッション業界の全体的な低迷

 

  •  新規顧客導入の遅れ

 

こういった要因が重なって、会社の本業である入出荷などの加工売上が伸び悩み、また空きスペースも埋まり切らず厳しい状況が続いていました。

 

お客様の移管については、最終的にお客様の意思決定で決まるのでどうしようもない側面もありますが、新規導入時の業務面での混乱は、振り返るといろいろ打つ手や対応策はあったと思われます。

早く売上が欲しいがための無理な短期間での導入や、中途半端なシステム環境での業務開始など、お客様の要望でもあったことですが、プロとしては明確なリスク分析やそこからの提案が足りなかったと反省します。

 

そして、ファッション業界の低迷は最近始まったことではなく、数年前から徐々に厳しさを増してきていて、いよいよここに来てその動きには明確な意図が表れてきている。

 

それは、『在庫を残さない』ということ。

 

常にファッション業界では在庫の問題が付きまとってきていた。

ある程度売れ残りを覚悟して在庫を抱えて、その後の値引き販売を考慮してコストを押さえてモノづくりをしてきた。

そういったツケが商品やブランドの価値を毀損してきて、ファストファッションなどの台頭によって市場を奪われ、自分たちの首を締めてきてしまった。

 

いよいよ本気で各ファッション企業が自らのビジネスを正常に復活させようとしてくると、当然以前のような無理をした在庫の持ち方をしないようになる。

つまり、本来のビジネスサイズに対して物量が少なくなるということ。

 

各ファッション企業がそういった正常化で収益が上がって存続できる形態にシフトしてくることは、今思えば十分想像できる範疇でもあった。

しかし、そういった可能性に対する備えが不十分で、物量などの情報収集も課題を残したまま改善できていないので、様々な対応が後手に回ってしまった。

 

いろいろな外部要因はあったのも事実だけど、やはりこれまで何とかなってきたという自負が多少甘さや驕りに繋がっていたのではないかと感じている。

 

 

最終的には、一部遅れは発生したものの中規模の新規のお客様が数件決まってくれたことで、今後の業績の目途は立ってきました。

 

いよいよ今月から、その新規お客様の導入が始まって来年の3月頃までにひと段落する予定です。

その間も、新規業務の立ち上げには担当業務のメンバーを始め、新たな業務企画室のメンバーも入り込みながら、前期の新規導入時の混乱を糧に一日も早い正常化を目指していきます。

 

この32期は、まず新たなお客様の業務を一日も早く正常に稼働させることは元より、既存のお客様の業務をカイゼンしていくことが大きな目標となります。

 

そのために、会社の組織を大きく変更します!

まず、各センターを束ねる上部組織として営業本部を作りました!

 

なぜセンターを束ねるのに営業本部なのか?というと・・・、

既存のお客様の営業責任者であるセンター長を全面的に支援するための部門だからです。

そして、その営業本部長に社長の自分自身が就任することにしました。

前期の反省として最も大きいのが、自分が現場やお客様との距離を開けてしまっていたからです。

 

 

そして、もう一つこの体制の目指すこと。

 

先月のブログでも少し触れましたが、今期はこの体制で『カイゼン』を全社的なテーマとして取り組んでいきます。

ただ単にカイゼンするというだけでなく、カイゼンが会社の仕組みや文化として定着するまで続けていきます。

 

そのために、お客様の各担当チームとセンター幹部が一緒になって問題点の洗い出しや改善策の検討・実行など、チームが中心となって動いていってもらいます。

そこに、5S委員会、CS委員会、各塾、業務企画室、システム企画室などがいろいろ協力しながら成果を最大化するサポートをしていく。

 

ボク自身も、月に1回以上は各センターのカイゼンミーティングに参加して、お客様毎の課題や対策、実行の進捗などを確認して、一緒にアイデアを考えてお客様に対する提案や折衝なども行っていきます。

自分自身がお客様のことをちゃんと知ることで、何ができるかを一緒に考えていければと思います。

 

また、何かこれまで以上に負荷が増えることを懸念する人もいるかもしれません。

当然新たにやることや考えることは増える可能性はありますが、逆にやらないことも決めて時間を生み出せるようにしていきます。

 

全社でも会議など減らせるものは減らしていきます。

必要でもやり方を変えることで、時間の拘束やかかり方を変えていけるかもしれません。

コミュニケーションの方法も、いろいろなアイデアを出し合って試していきましょう!

 

 

 

長くなりましたが、最後に・・・、

 

OTSの判断軸は経営理念です。

 

お客様に喜ばれ

働く人たちが喜びを感じ

いつ迄も社会に貢献し続ける企業であること

 

 

その判断、行動、時間・お金の使い方はお客様のためになっているのか?

自分たちのため、会社の利益のためだけになってはいないか?

 

お客様としっかり向き合って、各現場の業務としっかり向き合って、もう一度OTSの良さを再構築していきます!!

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OTS マーケティング部

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OTSにある7つの委員会のうちの一つ【広報委員会】 私たちは毎月発行の社外報『オープントークス』をはじめ、社内報や企業HP等オーティーエスを内外にアピールする活動を行っております。 オープントークスは、OTS内の6部門が毎月持ち回りで作成しており、皆様に楽しんでもらえる紙面を作るため日夜ネタ探しに奔走しております。 こちらのブログでは、オープントークス作成の秘話や編集後記をメインに、より社外報を楽しんでいただくための情報を発信していきます!

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