総務人事が考えるダイバーシティ
管理部蘆田です。何をするにしても良い季節となりました。
暑い、寒いが苦手な私は少しでも秋が長く続いてくれることを祈るばかりです。
さて今日はダイバーシティについて書きます。
少々固い話にはなりますがお付き合いください。
1ヶ月程前からでしょうか。
我が家の隣のマンションで大規模な改修工事が始まりました。
毎朝、通勤でマンションの前を通るたびに足場がどんどん上がっていくなぁ~と眺めていたところふと目に留まりました。
なんと現場作業に従事している若い女性がいるではないですか!!
どういう経緯でその女性がヘルメットを被り、屈強な男性達と一緒に現場で作業をされていたかはわかりませんが、ダイバーシティ(=多様性)が叫ばれて久しいご時世。
「いよいよここまで来たか」というのが率直な感想です。
いわゆる力仕事と言われるような現場で女性を活用していくことの是非はいろいろあると思いますが、私自身はそういった場にも女性がいても良いと考えています。
というのは世の風潮や道徳的に「男性ばかりはけしからん!」とか女性の社会進出の一助というわけではなく、単純に視点や考え方といったものはたくさんあったほうが良いと思うからです。
日本の社会、特に経済の面においては同様の人種が集められ、その人たちがハンドリングしていたように思います。
大卒で滅私奉公できる健康な日本男児です。
日本国内だけをマーケットとしていたころは、日本の最先端の知識と常識を持ち合わせた彼らに任せておけば大部分が上手くいったのだと思います。
今や交通インフラ、情報技術の発達に伴って世界がマーケットというのが常です。
色んな価値観と相対していかなければなりません。
滅私奉公に報いるだけの余力も今はなく、会社や国も自助努力を突き付けてきます。
私自身、自分と違った考えや意見をぶつけられることに抵抗が全くないといったら嘘になります。
女性や日本人以外の人を活用していくとこが全てを解決することにつながるとも思いません。
でも従来のやり方ではパフォーマンスの最大化という命題を果たしていけないのではないかと考えます。
ゴール(経営理念の具現化とか数字の達成といったものでしょうか・・・)に向かって、様々な考え方やものの見方を持ち寄って、様々な人達のパフォーマンスが柔軟な環境のもとに最大限発揮され、結果が出る。
これがダイバーシティのあるべき姿なのかと思います。
ダイバーシティという言葉はトレンドとして女性や外国人をどんどん登用すべきという話ではなく社会的な必然性、合理性があって出現した言葉であって決して流行り言葉で終わらすべきものではないと思います。
総務人事の端くれとしてオーティーエスを多様性が尊重される会社にしていきたいなと思った朝の通勤でした。

OTS マーケティング部

最新記事 by OTS マーケティング部 (全て見る)
- 皮革品の修理を対応できるように進行しています! - 2020年5月22日
- 健康経営と新型コロナウィルスへの対応 - 2020年5月8日
- 【えるぼし認定「3」取得!!】 - 2020年1月20日
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
-
あなたの大切な時間の過ごし方
OTS マーケティング部
-
-
総務人事が考える採用面接
OTS マーケティング部
-
-
お買い物はネット派?店頭派?
OTS マーケティング部
-
-
[26カット目] 在庫販売中
OTS マーケティング部