【当たり前の日常が最も幸せなこと】
おはようございます!
冬の寒さにも身体が慣れて、だんだんと日差しが春を感じさせてくれていますね。
今週日曜は、会社の親睦イベント第2弾で、行徳のいちご狩りに行ってきました!
その後近くを散策しながら、河津桜の開花を観て、寒いなかでも春の訪れを感じられました。
【当たり前の日常が最も幸せなこと】
先日、『この世界の片隅に』という映画を鑑賞してきました。
いろいろ書きたいし、心を揺さぶられたし、伝えたいこともいっぱいあるけど、とにかく一度観てほしい映画です。
ここ数年というか、これまで観てきた中でもベストと言えるくらいいい映画。
そして、家族や子供たち、後世の人たちにも伝えていきたい映画です。
戦争や原爆のことって、とっても大きな視点で捉えてしまいやすいもの。
それは、直接経験したことで知っている訳ではなく、学校や書籍、テレビや映画などから歴史の一部として知っていくから。
どうしても、国家や政治、軍隊などの大所高所の視点からの情報が多くなる。
そして、その時代に生きていた本当の人たちの見方や考え方、そして生活などはあまりクローズアップされない。
そんな日本の中の一庶民の生活を戦時中という激動の時代背景で描いたこの映画は、本当に貴重で絶対に伝えていかなくてはいけないことがたくさん詰まった作品だと思う。
『当たり前の日常の中に本当のしあわせがある』
わずか7~80年前の日本の社会や生活は、今に比べると不便で生きにくく見えるけど、実際にそこで生きていた人たちは現代人よりも明るくパワフルでイキイキと生きていたように感じる。
戦争という日本や世界を覆った大きな不幸があっても、多くの日本人はその時代に各々の生を力強く全うしていた。
軍人は正に戦争をしていたが、一庶民も日常の生活の中であるもの使えるものを何でも使って生き抜いていく。
その日常の生活を守るために、しぶとく、工夫して、そして楽しみを見つけながら生きている。
戦争で苦しくても辛くても、楽しさを見つけて生き抜いていく。
それが庶民の戦争だった。
今のように恵まれた環境じゃないけど、コンビニもなく、ネット通販もなく、車も電車も今ほど便利に使えないけど、何となく現代人よりも幸せに生きていたように思えた。
何でなのかハッキリとは分からないけど、今よりも人が人らしく関わり合いながら生きていたからなのかも。
みんなが生き抜くのに必死だった時代よりも、経済的にも環境的にも今ははるかに恵まれている。
それなのに多くの人が現状に不満を抱えて、思い悩み希望を持てないでいる。
悲しいことに交通事故よりも多くの人が、毎年思い悩んで自らの命を絶っている。
多分、いろんな状況や理由があると思うけど、もう少し今を肯定してもいいのかもしれない。
普通に飯が食えて、寝るところがあって、働く場所があることが、とてもありがたいことだと感じられる。
『当たり前の日常の中に本当の幸せがある』
その当たり前のありがたさを感じさせてくれる本当にいい映画でした。

OTS マーケティング部

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