オムニチャネル構築への取り組み!
公開日:
:
最終更新日:2023/05/12
ファッション業界(業界情報) オムニチャネル
おはようございます。
マーケティング部の都筑です。
今日は8月の最終日ですね!
先週より、うちの娘は、夏休みの宿題のラストスパートをしてました。
毎年、毎年、8月下旬は変わらない光景です・・・
さて、今回のテーマは、
『オムニチャネル構築への取り組み』
についてです。
つい最近、新たな会社さまとお取組み出来る機会をいただきました。
その会社さまとの取り組みが、一言ですごいです!
何がすごいかと言うと、今ファッション企業がやりたい仕組みを
数か月前から設計し、step1・2がすでに始動、年内に完成する予定です!!
OTSが関わる部分での共同での構築チームは・・・図
●株式会社ディー・ティー・ピー
・基幹システム:CV.net
・店舗POS:CV.net POS
・顧客管理:Loyal Customer
●株式会社ダイアモンドヘッド
・自社ECシステム:DS2
・EC在庫一元管理:SCS(ストックコントロール)
・EC商品管理:PV(プレビューシステム)
●株式会社オーティーエス
・物流システム:WMS
<STEP1>
・基幹システムのリプレイス
・自社ECシステムのリプレイス(SCS・PVも同時稼動)
・OTSへの物流移管
□toB在庫(店舗用フリー在庫)とtoC在庫(自社EC用の在庫)が一元管理
(今後、ECモールも含まれる)
これにより、全ての在庫がECで販売対象になり、売上のUPと売り逃しを
防ぐことができる!
在庫場所を一本にすることにより、スペースが余分に掛ることがなく、
保管費用(保管コスト)が最小限になる!
*全ての在庫を一元管理するためには、EC受注の引き当てタイミングと
店舗へのフォロー出荷のタイミングがPOINTになり、今回、基幹システムで
フォロー在庫を入力して、基幹システムでの引き当てた在庫を除いた、
フリー在庫をEC在庫一元管理(SCS)に連携することにより実現!
<STEP2>
□夜間に直営店在庫をEC在庫として販売
店舗にある在庫を夜間ECで販売することにより、売上・消化率のUP
(OTSにてお取組みしている大手様で既に大きな効果があり)
日々、店舗在庫分の受注がされている!
*店舗の在庫情報を基幹システム⇒SCSにデータ送信、SCSより自社ECで
販売可能としてUP
お客様受注(DS2)⇒SCS⇒基幹システム⇒店舗への移動指示⇒物流⇒お客様
<STEP3>
□大手ECモール様との連携
*こちらは、DH様がお得意の仕組みでECモール様とのスケジューリングで実現
<STEP4>
□直営店と自社ECとの顧客情報の統合(ポイントの一元管理)
顧客の情報は、どの会社様にとっても、これから一番重要な情報だと思います!
(お客様志向や購入方法などにより、次の一手への布石となります)
ぶっちゃけ短期間で、これだけの仕組みが構築されることが凄いと思います!
まず、クライアント様のオムニチャネル構想があってのフルリプレイスという決断!!!
担当者様が社内への提案から始まり、各レイアーとの商談、絶対売り上げを取るために
バックオフィスの再構築への本気の取り組みがなければ実現しないと思います。
(実際、1つの仕組みを変えるだけでもとても大変なことです)
設計から実現へのスピード感が凄まじかったです。
2週間に1度4社にて喧々諤々のmeeting、まだ途中の段階ではありますが、
各社素晴らしい機能を有した、優秀な方々とお仕事をご一緒でき
とても有難いと思っています!(^^)!
これからもお客様の成長・発展のため、どんどん新しい提案・取り組みができれば
最高に幸せです!

OTS マーケティング部

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