【継続して学ぶ意味】
公開日:
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最終更新日:2023/05/16
経営者視点
おはようございます!
今朝も切れそうなくらいピリッとした寒さの冬晴れですね。
京葉線から観える富士山が本当に荘厳で美しく映えています。
一月もいよいよ最終週になって、徐々にインポートアパレルの忙しさもピークに近づいてきているようです。
【継続して学ぶ意味】
先週、経営の師匠二条先生が主催する幹部アカデミーの卒業発表式に出席してきました。
今回は第4期の卒業ということで、OTSからは臨海センター長の田代さんと新砂センター長の沓掛(秀)さんが2年間学んだことを4分間のスピーチで発表してくれました。
これまでも何人もの幹部が短い時間のスピーチに想いを込めて卒業していった幹部アカデミーですが、今回の発表もそれらの人たちに劣らず素晴らしく心に響く内容でした。
2年間にわたり毎月経営のこと、幹部としての心構えなどを学び続けてもらいましたが、日々の仕事に加えて、昨年10月からはセンターを異動したことでの引継ぎ業務なども大変だったと思います。
それを一日も休むことなくすべて出席できたことで、特別皆勤賞を二人揃っていただけました。
心から嬉しく、また誇りに思います。
継続して学んできた人達に共通することが、『軸』ができてくるということです。
それは、いろいろな場面での発言や行動に表れてくることで、言葉に自信や深みが出てきたり所作や行動にも自信が表れて素早く的確になってきます。
経営や仕事において知識や理論は大切ですが、それだけでは物事が上手くいかないことが多い。
それは、経営が人と人の営みであるがゆえに、多くの意思決定が感情で左右されるものだから。
知識やテクニックだけではなく一本筋の通った本質的な経営の要諦を学ぶことで、経営幹部である前に人としての大切なことから積み上がる土台ができてくる。
その学びの課程で自分自身とも向き合いながら、その人らしい言動が自然と出てくるようになる。
無理のない自然な力強さが周囲にも伝わり、居心地のいい雰囲気作りにも繋がってくる。
人々を束ねる立場の人は、その組織の雰囲気に最も大きな影響を与えます。
当たり前のことですが、真面目な人ほどそのことを忘れて自分のことを見失ってしまいがちです。
そうならないためにも、常に学び続けることが必要です。
同じ師の元で学ぶということは、車でいうと車検のようなもの。
一定期間を連続して学んで自分が一人前になったと思っても、人はだんだんと楽な方に流されていくから。
車と同じように一定の時間を空けて検査をして、自分の緩みや進んでいる方向のずれを自覚することが大切です。
人の性である『楽をする』と脳の機能である『忘れる』があるので、これは仕方がないことです。
自分以外の多くの人に影響を与える立場であれば、この自覚を持って常に修正していくことが求められます。
自分がもう研修や読書など学びが必要ないと感じているなら、気持ちや身体が疲れているのかもしれません。
部下を持つような責任ある立場の人は、特に学びのための時間とエネルギーを惜しまないことです。
継続して学ぶ意味とは、傲慢になりがちな自分を戒め謙虚であり続けるために必要なことだと思います。

OTS マーケティング部

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