【一つ上の視点で考える】
皆さん、おはようございます!
今週は、どんより肌寒い冬のような寒空となったり、上着いらずな暖かさとなったり、寒暖の差が激しいので体調管理に気を配って元気にいきましょう!!
【一つ上の視点で考える】
先週、社内での今期の昇格候補者の面接を行いました。
緊張している人もいましたが、みんな普段の仕事を真剣に取り組んでいることで、静かな自信のようなものが感じられて安心して見ていられる人が多かったように感じます。
今の役職から上位職に上がるときに考えることは、
次の役職では何をするのか?
今の役職とは何が違うのか?
といったことだと思います。
今回、人事制度を新しくしてく中で、そういった役職毎に職務基準のようなものを纏めています。
新たな役職になる人だけではなく、それを目指す人やその手前の人にも、是非目を通しておいてほしいものです。
それは、その役職の仕事を全うするには上役の仕事や責任を知っておく必要があるから。
つまり、その役職の仕事には直接担当することだけではなく、上役の補佐も含まれているということ。
仕事をする上で大切なことは、自分の今の役職や役割の一つ上の視点で考えるということ。
例えば・・・、
・一般職であれば主任職の視点
・主任職であれば係長職の視点
・フロアリーダーであれば副センター長の視点
・課長職であれば部長職の視点
・執行役員であれば社長の視点
といったように今の自分の役職よりも上の視点で考えることで、本来見るべきこと、考えるべきことが広がって一歩、二歩先のことが考えられるようになる。
これは背伸びをするということではなく、自分の直接の役割を全うするためには、より広い視野で物事を見て考えることが必要だということです。
そうすることで、本来自分がすべきことが的確に見えてくるから。
逆に今の自分の役割や役職の視点しか持てていないと、的確な判断や行動ができないことも多くなる。
それは、情報量と覚悟の差があるから当然と言えます。
今、自分の仕事や役割の中で上手くいかない悩みがある方は、自分の考える視座がどこにあるのかを振り返ってみるといいと思います。
失敗したくない、否定されたくない、ダメなところを見せたくない・・・。
そんな思いが自分の視座を下げて、責任の範囲を狭めて考えることになってしまいます。
あえて自分の役割や責任の範囲をより広く捉えて考えることが、結果として自分の視座を押し上げ器を広げることに繋がっていくから。
最後に、具体的な役職の職務を把握することは大切ですが、自分の役割や責任範疇を明確にすることでは捉えて欲しくありません。
仕事や責任に線引きをするような仕事の仕方は、経営理念や経営ビジョンにそぐわないから。
自分の役割や責任をより広く捉えて考え動けることで、経営理念は実践できることになります。
OTSで働くすべての人に共通する仕事は、経営理念を実践することです。
役職が上がればその責任範囲が広がっていくだけで、本質的には変わりません。
お客様のために、
働く仲間のために、
会社が存続するために、
一つ上の視点で考え動ける人が増えることで、『しあわせの経営』に近づいていくと思っています。

OTS マーケティング部

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