【現場リーダーの仕事】
皆さん、おはようございます!
何だか朝の空気がひんやりして、すっかり秋らしくなってきました。
寝覚めも快適で、あの寝苦しい熱帯夜は過ぎ去ってくれたと思いたいところです。
逆に急な涼しさで体調を崩さないように、寝る時の服装に注意しましょう。
先々週、京都で行われた倉青協の企業交流会で現場リーダーの研修を伺ってきました。
この研修は当社がお世話になっているダイワコーポレーションの中根室長が講師となって、現場のリーダーや管理職向けに1時間半の講義を行っていただきました。
全部で80名以上の参加者が集まり、当社からも北野副センター長と涌井副センター長に参加してもらいました。
この研修の中で強く印象に残ったのがリーダーシップについての話でした。
『成果を出す具体的活動』=『リーダーシップ』
自分の強みを活かしてベストな仕事の仕方を追求し続けることが、現場リーダーに求められること。
いろんな考え方や視点があると思いますが、やはり直接的に人を動かしていく役割なんだと思います。
そういう意味では、実際に部下を持つリーダーは勿論のこと、そうでない専門職やスタッフでも、仕事を進めていく上で主体的に人を動かし周囲を巻き込んでいく必要があれば、それはリーダーシップの発揮に繋がるということなんだと思います。
以前は上司と部下の役割が明確で、
上司=考えて指示を出す人
部下=指示を受けて動く人
といった構図が自然と成り立ってうまく機能していたかもしれませんが、今はその構図ではなかなかスムーズにいかないことも増えてきました。
何故なら、上司ひとりの考えや判断だけでは正確で迅速な意思決定ができない程、仕事の量やスピードが求められてきているから。
つまり、各仕事を担当している人たちが、その場で正確な情報を元に判断して動いていくことが必要とされる場面が増えたからだと思われます。
当然、内容や状況によっては上司やもっと上の幹部層の判断が必要なこともあるけれど、多少の判断ミスや意思決定の変更があったとしても、現場で考えて進められることが増えた方がいいと思います。
これは、そういった判断をする経験が最も人を成長させる材料だからという理由が一つ。
特に成功体験以上に失敗した経験から学ぶことが最も成長に繋がるという考えから。
そして、その失敗も含めた意思決定の経験で成長した人たちがすばやく判断して対応することが、最もお客様の満足に繋がることが多いからと言えます。
物流の現場はモノを扱う最前線の現場であり、日々の接点などでお客様と繋がる最前線でもあります。
その最前線が一番お客様の生の情報を早く得られるところであり、そこからいろいろな対応ができる営業の最も有効なタッチポイントでもあります。
今後更にお客様に喜んでいただくために、具体的に何ができるかを考えて実行できる場所。
それが現場であり、その現場を牽引してまとめる人が現場のリーダーです。
リーダーシップのカタチは人ぞれぞれの強みによって違いますが、結果は付いてくる人(フォロワー)がいるかどうかで決まります。
一人ひとりがいつでもリーダ-になる気持ちを持って、主体的に仕事に取り組んでいければと思います。

OTS マーケティング部

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