インポートブランドを日本で安心して販売する方法【設備編】
こんにちは!
涼しくなったと思ったら
今度は日照不足で、野菜の高騰などが報道されていますね・・・
暑ければ日照りでどこかに影響があって
涼しくなるとそれはそれでどこかに影響がある・・・
『ちょうどいい』ことは何だろうとたまに思う、
ファッション物流アドバイザーの阿藤です!
今回は、
主にヨーロッパのインポートブランドを
日本の市場で安心して販売するための方法を
物流の設備視点でご案内しますね。
Contents
【設備①】洗濯ネームの発行機
インポートファッション物流の重大要素のひとつである、
『洗濯ネーム』を発行する機械です。
※インタグ、ケアラベルとも言われています。
印刷する内容を、事前にいただくか、
OTSの品質担当者が実際に商品を確認して内容を決めるパターンがあります。
OTSでは、システムも少し付加していて、
例えば、分納で入荷された、
いわば同じ品質情報を記憶しておいて
入荷された際に教えてくれるっていう仕組みも入っていたります。
【設備②】ミシン
①で発行作成した洗濯ネームを取り付けるのに使用する機器です。
アパレル対応センターでは、最低10台以上は各拠点で保有しています。
特に入荷時期が重なるインポート商品では
迅速に店頭に投入するための重要な要素のひとつですね!
【設備③】下げ札発行機
日本で管理するためのタグ(下げ札)の発行機です。
会社様毎に決められた品番体系とバーコード情報を元に
OTSのシステムスタッフが、様々なパターンに対応して準備をします。
※タグにも品質情報も記載したりしますね!
【設備④】検針機
こちらもインポートブランドでは
もはや必須となっている『異物混入』の確認。
主に金属探知機で行う、『ベルトコンベア検針』と
レントゲンのような目視で行う、『X線検針』の
2つのパターンが主にあります。
X線検針機は20年前は1,000万円もしていたようですが
現在ではその半分近くにまで値段も変わってきました。
そこまで、市場で需要があるってことですね!
ちなみに、OTSのアパレルセンターでは
拠点ごとに各2台完備しています。
【まとめ】
以上が、インポートブランドを日本で販売するために
もはや、必須となっている作業を行うための機器を紹介させていただきました。
設備視点だと、なかなかイメージがわきにくいかもしれません。
でも、一つ一つの作業には
商品の販売するための理由があって、
その作業を実現するために設備があるんだと思います。
たまには、
自分たちのブランドの商品が販売されている裏には、
どのような作業があって、
どんな設備が関わっていて、
それはなぜ必要なのか??
そんなことを振り返ってもらえればうれしいです。

OTS マーケティング部

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