*

【健康維持で大切なこと】

公開日: : 最終更新日:2023/05/17 経営者視点

おはようございます!

 

このところ秋雨前線が停滞して、ずっと雨か曇りが続いていますね。

カラッとした晴れ間が恋しい季節ですが、また残暑がきつくなる位なら涼しい方が嬉しいです(^^)v

 

 

【健康維持で大切なこと】

 

先週、親しい経営者の友人を集めて健康セミナーを開催しました。

講師はOTSでお世話になっている産業医の佐野正行先生。

IMG_0139

産業医の佐野先生についてはコチラ

http://www.corporate-dr.com/pro.html

 

初めての試みだったのですが、これをやることが一つの目標、大げさに言うと使命と感じていました。

 

社会人になって以来二十数年間で、身近に若くして命をなくす人が何人もいました。

お世話になった先輩や上司、そして年下の部下までも。

 

20代から40代で生涯を終える人たちを見てきて、その無念や意味を勝手に想像して何ができるか考えてきました。

 

今の時点で至った自分にできることの結論は、自身に関わる人たちに信頼できる知識を得てもらって一人ひとりの健康に関する意識を高めていくこと。

 

特にボクと同じような経営者の仲間には、自身や家族の健康管理は元より、一緒に働く従業員とその家族も含めて、正しい知識と意識を持てるように考えて行動してもらえたら、より多くの人の健康維持ができると思う。

 

 

今、世の中には健康や医療に関する情報が溢れていて、はっきり言うと何を信じていいのか分からない状態に近い。

 

ネットで検索すれば、その病気や怪我などの情報がすぐに調べられて、状態によってはある程度の対応や対処も分かることが多い。

 

そういった自分で調べて対応したり習慣を変えたりすることは、とてもいいことだと思う。

それだけ意識を持って行動しているということだから。

 

ただし、その情報の精度や自分に合うか合わないかは判断しきれないこともある。

そういった環境の中では中途半端に分かったような気になってしまうこともあったり、一部の偏った情報で信じ切ってしまうことにも繋がりやすい。

 

 

出来るだけ身近に、何でも聞ける人を作っておくことが望ましいが、なかなかそれも簡単なことではない。

何故なら、それだけ幅広い身体や健康に関する知識と経験を持っている医師がとても少ないから。

 

今の医療環境の中ではより専門に特化した医師が多く、専門分野以外の知識や経験は十分でないこともある。

佐野先生曰く、最近は特に全身を管理できない医師が激増しているとのこと。

 

こういった医療環境の中で、佐野先生は医療・健康に関わるすべての分野への対応を目指し、心身にとって大切なすべてに関わる医療相談専門医となるため研鑽を積んでこられた。

 

だからこういった健康セミナーが実現できた。

 

今回のセミナーの中で衝撃を受けた事実があった。

それは、日本とアメリカのがん死亡率が20年ほど前から逆転していたということ。

医療先進国であり食への健康意識も高いと思っていた日本人のがん死亡率が、1990年代後半からアメリカよりも悪化していたことにショックを感じた。

 

そして、その原因と思われる野菜の消費量もちょうど同じ時期から逆転現象が起きていた。

 

つまり、ファストフードや外食などでお肉ばかりを食べている印象だったアメリカ人が、90年代から健康や食生活への意識が高まり健康的に変化しているのと対照的に、日本人は食の欧米化が進んで肉食が増え野菜の消費が減って非健康的な生活が増えているということ。

 

確かに、コンビニ、ファストフード、ファミレス、回転ずし、宅配ピザ、ホカ弁、ラーメン等々、美味しくて便利な中食、外食産業が軒を連ねて、一人でも家族でも食べる選択肢には事欠かない状態。

その中でも、健康のためにも野菜を中心に多く取るような食生活の人は身近でも多くはない。

 

健康診断での異常値や医師からの指摘、もしくは何らかの病気にならなければ、その食生活を変えようとする人は少ないのかもしれない。

現代人の特徴としては、体温の低下や呼吸が浅くなること。

食生活に加えて、適度な運動が減ったり、パソコン、スマホなどを使う時間も長くなっている。

様々なことが、心身に何らかの影響を与えていて、そのことを意識せずに生きている人が増えている。

 

佐野先生曰く、健康を維持するために大切なことは「信頼できる知識を得て行動し続けること!」

その情報が正しいのか自分に合っているのかは、信頼できる相手かどうかにもよるが、最後は自分の身体が分かるような気がする。

 

自分の身体の反応や声にならないメッセージをちゃんと聴ければ、どうしたらいいのかどの情報が合っているのかが分かると思う。

 

まだまだ伝えきれていないこと、聴き足りないことがたくさんあった健康セミナーだったので、また近いうちに第2回を企画して更にいろいろなことを学ぶ予定です。

IMG_0141

これからも、関わる人たちが健康で楽しく生きていけることを願っていろいろ行動していきます(^^)/

The following two tabs change content below.
OTS マーケティング部

OTS マーケティング部

OTSにある7つの委員会のうちの一つ【広報委員会】 私たちは毎月発行の社外報『オープントークス』をはじめ、社内報や企業HP等オーティーエスを内外にアピールする活動を行っております。 オープントークスは、OTS内の6部門が毎月持ち回りで作成しており、皆様に楽しんでもらえる紙面を作るため日夜ネタ探しに奔走しております。 こちらのブログでは、オープントークス作成の秘話や編集後記をメインに、より社外報を楽しんでいただくための情報を発信していきます!

お気軽にお問い合わせください

物流・倉庫でお困りならお気軽にお問い合わせください。

03-5605-5515

平日 9:30~18:00

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

関連記事

自転車安全運転講習について

OTS マーケティング部 OTS マーケティング部

記事を読む

【親子喧嘩】

OTS マーケティング部 OTS マーケティング部

記事を読む

【継続して学ぶ意味】

OTS マーケティング部 OTS マーケティング部

記事を読む

【ファッションとはカルチャーである】

OTS マーケティング部 OTS マーケティング部

記事を読む

【現場を知らない怖さ】

OTS マーケティング部 OTS マーケティング部

記事を読む

  • facebook
  • feedly
  • livedoor
  • rss
【オーティーエス】2025卒会社説明会開催中

ファッション物流のオーティーエスでは、2025卒向けの会社説明会を開催

不動在庫(デッドストック)がもたらすデメリットと対処法

【在庫の重要性】 在庫は企業活動において非常に重要な要素です。そ

オムニチャネルとはどんな戦略?メリットを解説|成功事例も紹介

実店舗での販売はもちろんのこと、ECサイトへの出品や自社サイト

物流業とは|運送業・倉庫業との違いや今後の課題と対策を解説

物流業は商品やモノをエンドユーザーの手元に届ける重要な役割を果

【物流関係者必見】倉庫業法の違反事例や登録基準を解説

物流事業を支えるうえで欠かせないのが物流倉庫です。荷物を保管す

PAGE
TOP