ファッション物流の入荷作業について
おはようございます。
OTSの福田です。
今年は、これまでの記録を塗り替えるほどの寒さで出かけるのが億劫になりますね。
さて、今回は基本に立ち返りましてファッション物流の入荷についてお伝えさせて頂きます。
もしかすると入荷って楽って思っている人も居るのかなぁと思いまして。。。
違うんだよってことをお伝え出来ればと思っています。
一言で「入荷」といっても、
「どこから」というのが重要で
且つ、「どこへ出荷」でも変わってくるのです。
面倒な入荷作業を効率よく、またその後に続く出荷作業も考えて対応しておくと出荷が楽になるんです。
一般的な商品の入荷は
製造元・メーカー
↓↓
倉庫へ商品着荷
↓↓
員数検品&商品検品
↓↓
入荷完了報告⇒棚入れ
位では無いかと推測します。
もちろん、上記に付帯作業として
下札を取付たり、シールを貼ったりという作業も有るかもしれません。
ですが、こちらが海外からとなると
作業がぐんと増えます。
事前に入荷予定データを入手
↓↓
予定データを基に、下札や洗濯ラベルの作成
↓↓
商品着荷、箱にダメージが無いか確認・報告
↓↓
INVorP/Lとの照合
↓↓
下札取付&外観検品・報告
(日本での流通では、日本語表記が必要です。
もちろん自社で対応される荷主様もいらっしゃいます)
↓↓
洗濯ラベル(ネーム)取付(ミシン)
↓↓
X線検針業務・報告
↓↓
棚入れ
後は、出荷指示を待つだけとなります。
最近の問合せは、洗濯ラベル(ネーム)の取付は出来ますか?
というものが多いのですが、見積を出すと大概のお客様は、
「入出荷料ってなんですか?」
「検針って必要ですか?」
と聞かれます。
OTSは、物流会社ですので商品が入ってくれば、入荷料がかかりますし、出荷するのであれば出荷料も頂きます。
何もせずに、人を使わずに宙を浮いて商品が移動すれば費用は掛からないのですが、、、
そうも行かず・・・。
検針についても、絶対ではなく納品先によって実施したが良いケースもあります。
商品を購入された消費者が、商品に付着していた針などで万が一怪我を負った場合など、賠償責任が課せられる場合もあるのでそういった関係法規をお伝えさせて頂き、あくまでも弊社側で決定すべき事では無いのでアドバイスさせて頂く形となります。
百貨店様や専門店(特にセレクト系)は、概ね検針は実施しております。
ファッション物流のプロとして、一般的な商習慣をお伝えさせて頂く事は出来ます。
何かお困りごとがございましたら、ご連絡頂ければと思います。

OTS マーケティング部

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