物流の見積もりが欲しい!ってときに用意しておくといい情報
こんにちは!
ファッション物流のアドバイザー阿藤です。
当社の新規お客様とのつながりは、
弊社へのお問い合わせがほとんどです。
僕たちもOTSがお手伝いできること
OTSを利用することでよくなることをたくさん知ってもらいたく、
御見積りのご提示の前には必ずヒアリングさせていただき
また、当社のセンター物流現場の見学に足を運んで頂いています。
しかし・・・さすがに察しています。
本音は気づいていますよ、
早く見積が欲しい!って
ただし、料金だけ早く知りたい!って方は
お断りする場合も正直あります。
過去のブログでも何度かご案内していますが、
物流の原価のほとんどは人件費です。
運用次第で高くも安くもなります。
重要なのは、適正料金はどこにあるか?なのです。
決して遅延行為をしているわけではありません(笑)
その方が、絶対お客様にとって物流がよくなる!
って信じているからこそ、そう思っているんです。
でも、次のフェーズではきちんと御見積り提示をさせていただきます。
そこでよく聞かれることで、
なんの情報を準備しておけばいいですか?
って聞かれることが多いので
今回はそのあたりをご案内いたします。
①数量情報
ほぼ確実にあった方が良い情報No1です。
スペース坪数、入荷、出荷、返品、在庫数と
各工程の付帯作業(検品数や札付数など)や、
ECに関しては梱包数などが中心となります。
その情報が月間ごとに年間の情報があった方が良いです。
なぜ良いかというと、
見積料金から物流費用の試算表が作成できて
年間の費用試算、1点当たり(1梱包当り)の物流費用を試算できるようになるからです。
※もちろん、想定試算なので変動します
固定費用(スペース)なども換算されますので
単純な単価比較より、より比較分析できることもメリットのひとつです。
②システム情報
最近、特にECも絡めると切っても切れない関係になりました。
どんな基幹システムを利用していて、物流管理システム(WMS)との連携の可能性を
事前に確認しておくと、今後かなりスムーズになります。
最近はWMS(物流管理システム)も商談に当たり前にでるようになってきましたが、
料金的にはWMS連携できた方が、圧倒的にメリットのある物流料金を提示できるようになります。
だって、自分たちが使いやすいように設計しているから、
生産性が上がる⇒手がかからない⇒料金が安くなるということになります。
もう一つのメリットは、
実はシステム関連の費用が想定外に多くかかってしまうケースもあります。
その場合、システム連携自体を見送ってしまうこともあります。
連携すること(データを取り出したり、取り込んで反映する機能)を
その機能が無いシステムにつけようとすると、かなりの改修費用となる場合があるので
予め確認しておいて、その可否、費用を事前に確認しておくと
あなたの社内的な進行がスムーズになると思います。
実はこの件を事前に確認している方は、意外と少ない傾向にあります。
③配送実績
こちらは量によりますが、月間の配送実績、配送地帯別比率、サイズ比率、
代引き比率の情報があると
見積段階でメリットのある配送見積もりが出てくる可能性があります。
倉庫物流見積と同じように、配送の具体的な情報があると
我々も料金交渉をしやすく、明確な回答をすることができます。

OTS マーケティング部

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