【編集するという価値】
公開日:
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最終更新日:2023/05/17
ファッション業界(業界情報), 経営者視点
おはようございます!
このところ天気がいいので、屋外にいると結構日焼けしていることもあると思います。
5月の紫外線は8月と同じくらいと言われているので、焼けたくない方はしっかり対策しておきましょう。
ちなみにボクは・・・、ゴルフでもまったく対策していません。
さすがに最近はシミが目立ってきているので、そろそろなんかしないとは思っていますが(;^ω^)
【編集するという価値】
先週、繊研新聞の若手経営者の会、FBRの勉強会でOpenA(オープンエー)馬場正尊代表の話を聴きながら、日本橋馬喰町界隈を散策して歩きました。
皆さんは、この馬喰町や東日本橋、浅草橋といった界隈にどういったイメージを持っていますか?
多分想像ですが・・・、下町、問屋街、昔栄えていた街・・・、といったところでしょうか。
ちなみにボクもそんな感じのイメージを持っていました。
実際には8割くらい当たっていると思いますが、残りの2割が実はかなりエッジの効いたお店やギャラリーが出来てきているんです!!
ここ10年位で、古いビルなどの建物をリノベーションして、オフィスや店舗、ギャラリーなどで使う人達が増えてきているそう。
その仕掛けをしているのが、前述の馬場さんでした。
今や、代官山、中目黒、六本木などに並んで、馬喰町や浅草橋、蔵前などが最先端の街として一部の方には認識され始めているとのこと。
少しブラブラと歩きながらいくつかのビルやお店を見て回っていましたが、洋服やジュエリー、雑貨、飲食店、ヨガスタジオ、ユースホステルなどなど、今までは港区や渋谷区方面にありそうなオシャレで本物志向のお店が至る所にあった。
生まれてこの方、東東京から千葉県北西部周辺で生きてきた者として、恥ずかしながらまったくこのような流れというか変化を感じずに来てしまいました(;^ω^)
もう少し自分の足で街を歩かないと、見逃してしまっているモノがたくさんありそうです。
東京のイーストサイドは、江戸時代から元々経済や文化の中心地でした。
それが近年は、新宿や渋谷池袋など西側に比べてどちらかというと古い街として、ちょっと廃れてしまったようなイメージを持たれてしまっていたのかも。
一見、本当に古く寂れたような建物が、コチラの馬場さんにしてみると味がある建物に見えるとのこと。
その建物の歴史や味を生かしつつ新たな価値を加えていくことで、まったく新しい建物では出せないような魅力を作り出している。
古くても安いから仕方なく使っているというよりも、あえて古い建物の味を使っているようにも感じる。
実際にリノベーションした建物は、近隣相場の同じような建物よりも高い家賃で引き合いがあるくらい。
今までのように、ある程度決まったパッケージの中から選ぶというよりも、まったくフリーに自分がイメージした感覚で古さと新しさを組合せしている。
オフィスや住宅、店舗などの空間を自分たちで編集して価値を生み出しているような感覚。
以前、エクスマというマーケティングのセミナーで、情報を編集することで価値を高め独自化するという話を聴いた。
世の中に情報が溢れすぎていて、のべつ幕なしに情報洪水の中に浸されている現代では、その目的に応じた情報を編集して得られることに大きな価値が生まれるのかもしれない。
同じように空間においても、一定の物理的条件はある中で、その人の価値観や嗜好に合ったものを組み合わせて一つの空間という価値を生み出している。
個人がいろいろな編集をすることができる時代になって、個性を出した編集次第で元々の価値をさらに高められる可能性を感じた街中の散策でした。
皆さんも、時間を見つけてこの街の散策をしてみると、面白い発見があると思いますよ~(^^)/

OTS マーケティング部

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