ファッション物流のシステムの組み方
こんにちは!
ファッション物流アドバイザーの阿藤です。
最近の気候は厳しい寒さが続いたり
急にあたたかくなったりと・・・
体調にも影響しそうな気候がつづいていますね。。。
分かっているんですが、
日差しの暖かい日は、少しでも日光浴をしている今日この頃です(笑)
さて、今回は
ファッション物流のシステムパターンについてご案内します。
特に、○○ジャパンといわれる外資系ブランド様から
この手の問い合わせが多いような気がしています。
OTSで構築するパターンとしては
大きく分けて3つのパターンがあります。
①荷主様のシステムと物流システム(WMS)と連携するパターン
②荷主様のシステムを倉庫に導入して運用するパターン
③物流システムを荷主様に導入するパターン
※WMS(warehouse manegement system)⇒物流管理システムのこと
Contents
①荷主様のシステムと物流システム(WMS)と連携するパターン
簡単にいうと、その物流業者が最も力を発揮できるパターンです。
俗にいう基幹システムにも物流管理の機能はありますが、
販売を管理することを主体に設計されているため、
物や保管、作業などを管理することには、
そのメニューなどが無い場合が多く、
より物流管理に特化した、物流管理システム(WMS)を使用することで
より、効率的な物流運用を構築することが実現できます。
一言でいうと、
『使うヒトに合わせたシステムだから、もっとも使いやすい』ということです。
OTSの設計思想としては、
・考えさせない ・待たせない ・間違わせない
という思想に立って構築していることが特徴です。
物流費のほとんどは人件費になるので、
効率が上がる分、そのメリット性を見出すことができます。
このパターンの構築の障害としては
相手側システムの連携ができない(改修費が高い)ことです
②荷主様のシステムを倉庫に導入して運用するパターン
①のようにシステム理由により連携できない場合、
また、インポートブランドが多い当社でよくあるのが、
本国システムの導入が初期の要件定義にあった場合、
その対応をしています。(SAPなど)
前述と矛盾してしまうのですが、
やはり、効率などのメリットは、
そのシステムの機能によって左右されてしまいますが
なるべく柔軟に対応させていただくようにしています。
少し昔までは、本国主導のブランドから、
前々からグローバルシステムの導入要請はあったものの
日本の商習慣から・・・的な理由ではねのけていたようです。
しかし、消費の縮小、低迷を機に
アジア全体でみられることが多くなり、
より、グローバルシステムの導入の傾向が強くなってきた気がします。
③物流システムを荷主様に導入するパターン
最後のパターンとしては
新規立ち上げブランドや、
システムなどがない規模のお客様向けに導入しているパターンです。
実は・・・物流管理のみならず、
販売管理についても、OTSの関連企業から提供可能なので
そのあたりについても相談、導入しています。
以上がOTSでのシステム導入パターンです。
物流の理想は、
WMSで運用を標準化して、
効率的で誰でも運用できる運用を構築することですが、
OTSでは、柔軟な対応をしたい・・・
という思いが先行するのも
ひとつの特徴かもしれませんね。

OTS マーケティング部

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