新しい品質表示ってどうなるの???
こんにちは!
ファッション品質案内人の阿藤です!
5月になって、すっかりあたたかくなりましたね!
早い企業ではもうクールビズが施工されているところもあるようで・・・
もう既にジャケットが邪魔に感じている自分にとっては
この時期からのクールビズもあながち間違っていないような気がしています・・・
(痩せたらもうちょっとちがうかも!?(笑))
さて本題ですが、
幾度となくご案内していた品質表示が今後変更される件について、
OTSにも様々な問い合わせがありました。
正確には、『衣類等の洗濯絵表示が変更になります』
ということを、消費者庁が発表しているんですね。
そこで今回は、OTSの品質担当が
お問い合わせのあったお客様への回答を参考に
少しわかりやすい、解説をお届けしますね!
Contents
いつ?何がどうなるの?
まず、ゆるぎない事実として、
消費者庁が、2015年3月31日に発表を行いました。
※消費者庁のHPです
そして、いつから対応しなければいけないか?
それは、2016年12月から店舗で販売される製品について
変更を行う。とのことです。
では、何がどうなるのか?
消費者庁発表の『改正の概要』を見てみると、
記号の種類が22種類から41種類に増え、
きめ細かい情報が提供され、
国内外で洗濯表示が統一され、
海外製品の取り扱いが円滑になる
つまりは、消費者の利便性が向上される
といった見解の記載があります。
いつから使っていいの?いつまで使えるの?
そして、実際に質問のあった内容として、
『いつから新JISに変えちゃっていいの??』
『現行JISはいつまで使えるの??』
『新JIS施行後は洗濯絵表示の付け替えは必要??』
そんな問い合わせをいただくことが多くなりました。
そして、OTSの品質担当の回答はこちらです!
①『いつから新JISに変えちゃっていいの??』
2016年11月30日までに店頭に並ぶ商品は現行JISを表示する必要あり!
先行して2016年12月1日より早く、新JISで販売することは禁止!
②『現行JISはいつまで使えるの??』
③『新JIS施行後は洗濯絵表示の付け替えは必要??』
2016年11月30日までの販売分で、
現行のJIS表示を付けた製品は、
その後も洗濯ネームの付け替えの必要はありません!
つまりは、そのままの洗濯ネームで販売して問題なし!
補足として・・・
現行のJIS表記では、規定4分類なのですが、
新JISでは、7分類に増えるようです。
新JISでは、海外でのISO表記が
そのまま使用できるメリットはあるのですが、
海外工場、メーカーでは、4分類や5分類の表記が多いとのこと、
つまりは、記号はそのまま使えても、
より細かくなった新JIS(7分類)にあった品質表示を
海外メーカーに期待することは難しい・・・
そういった見解を
多くのインポートブランドメーカーは思っていることが実情のようです。
分類とか、よくわからなくなってきましたが・・・
つまりは、こういうことのようです。
・記号は海外の表記をそのまま使える
・でも、よりきめ細かくなった日本の基準に合わない可能性がある!
今後も引き続き
品質情報のアドバイスをお送りしますので!
ご質問などお気軽にどうぞ!
(OTSの品質担当に聞きます。。)

OTS マーケティング部

最新記事 by OTS マーケティング部 (全て見る)
- 皮革品の修理を対応できるように進行しています! - 2020年5月22日
- 健康経営と新型コロナウィルスへの対応 - 2020年5月8日
- 【えるぼし認定「3」取得!!】 - 2020年1月20日
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
-
新取扱い表示記号について
OTS マーケティング部
-
-
皮革品の修理を対応できるように進行しています!
OTS マーケティング部
-
-
2015年:新年のご挨拶!
OTS マーケティング部
-
-
1月のニューズレターができました!
OTS マーケティング部
-
-
QCカスタマー業務担当者 インタビュー
OTS PR
- PREV
- 【モーダルシフトって何ですのん!?】
- NEXT
- 「物流KPI・・・経営のまずさがみえる」part2