【相手の立場に立って教える】
公開日:
:
最終更新日:2023/05/16
人材育成
4月から、OTSにも新しい仲間が加わって早速いろいろなことを学んでもらってます。
新たに社会人となって会社に入る人たちは、 ボク達が思っている以上に知らないことがたくさんあります。最初は知らない人に一つひとつ教えていくことも必要です。
そのうち徐々に成長してきて、自分で調べたり考えることを教えていきます。
最初からすべてを教えていくことも有効なことがありますが、
相手の成長に合わせて伝える内容を変えていくことも必要です。 それは、答えを求めている人に答えを与え続けていると、
自分で調べたり考えたりすることが苦手になってしまうものだから。
誰でもそうですが、人は楽な方に流されやすいもの。
楽をする、手を抜くというのは他人の本能に近い習性だから。 調べたり考えたりしても簡単に答えが見つからないこともあります。
その時、脳はストレスを感じて精神的にも負担がかかります。
でも、そのストレスや負荷が実は頭や心の成長に不可欠で、
その苦労や悩みが刺激となって想像力や直感を育てていく。
相手が求めている答えをすぐに教えてあげることは、一見相手のことを考えて いるようですが、実はそれ以上に自分の都合を優先していることが多い。
人の成長をサポートするのは手間や時間が掛かるものだから。
それを避けるあまりに手っ取り早く教えたり、時にはその人の代わりにやって あげてしまうことも。その場では親切な対応ですが、長い目で見るとその人の 成長のチャンスを減らしている。 人の成長や育成について相手の立場で考えると、あえてその場で教えずに自分で 考えてもらうことも大切。 どう考えても無理なレベルや、時間的に余裕がない状況では、その場で教える、 やって見せるということも必要です。 相手の理解度、習熟度、内容や状況を考えて、何をどこまで伝えるか、
やらせてみるかを判断するのが育成のとても重要なポイントだと考えます。
部下や後輩ができて、自分が分かることできることを整理して伝えていくことは、
実は相手以上に自分自身の成長に繋がっているのです。
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OTS マーケティング部
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オープントークスは、OTS内の6部門が毎月持ち回りで作成しており、皆様に楽しんでもらえる紙面を作るため日夜ネタ探しに奔走しております。
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