総務人事が考える健康
公開日:
:
最終更新日:2023/05/17
安全衛生
管理部蘆田です。
早いものでもう年末です。風邪の季節です。
皆さん、体調は大丈夫でしょうか。
我が家は妻が風邪で寝込んでおります。
3歳の子供は鼻の穴の周りをカピカピにしながらも元気に公園を駆け回っております。
子供の遊びにかける情熱ってすごいですね。
私はというと業務繁忙で気が張っているせいか元気です。
気を抜かず頑張っていきたいと思います。
健康の話題が出たところで皆さん『健康経営』って言葉をご存知でしょうか。
従業員の健康増進を会社が実践し、従業員の健康を通じて会社の生産性を向上させるという経営手法です。
副次的には医療費削減や実施企業のイメージアップといった効果も期待されているそうです。
私自身はこの言葉を最近知ったのですが、アメリカで1990年代に発祥したそうです。
生まれた背景として、アメリカは日本のような公的医療保険(https://hokenselect.jp/tips/tips4.html)がないため、従業員の病院での診療が一部の層では生活を危機に瀕しさせることになり、生活の疲弊がもろに業務における生産性に悪影響を与えるといったことがあるそうです。
皆保険であるはずの日本で流行りだしたのは、直近のデフレ経済下の中、人的コストの削減によって労働環境が悪化していったこと、企業が課されている安全配慮義務のリスクが裁判等で顕在化してきたこと、健康保険組合の赤字のため、その補填として企業のコスト支出が増加していることが理由としてあげられます。
経営上の戦略として従業員の健康を捉えていくというのは、従業員の私にとっては非常にありがたい話ではありますが、個人レベルにおいても健康って大事ですよね。
非常に当たり前の話なのですが、、、
公私共に質の高い時間を過ごせるかどうかって結局健康か否かだと思います。
今年人生初の入院を経験したことで心からそう思います。
会社には健康診断、ストレスチェックといった自身の調子を確認する機会があります。
健康経営という名のもと会社の管理で自身の健康をコントロールしていくということも一つの方法だとは思いますが、もっと個人個人が積極的に自身の健康にかかわっていくことも重要だと思います。
人事視点で考えると体調崩して仕事できませんというのは労働契約の不履行です(大げさですけど)。
体調を崩して会社を休むことなんて言語道断!!と言いたいわけではなく、もう少し自分の健康に関心を持ち、生活の質を高めていくという視点があってもよいかなと考えております。
今年最後のブログはジジ臭いネタとなってしまいましたが、来年も引き続きよろしくお願いいたします。

OTS マーケティング部

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