エンドユーザーに商品をおとどけするために:上
こんにちは!ランニング休業中の阿藤です。
毎年5月に企業対抗駅伝というのに、
昨年まで2年連続で出場していたのですが、
今年はなんと、OTSの社内旅行と日程がかぶってしまって、
3年連続の出場が危うくなっています・・・
◆企業対抗駅伝
5名で各5キロを走るんですが、
社内チームワーク向上に効果があるようですよ!
昨年は炎天下で失神寸前の選手もいましたが・・・(笑)
いまではいい思い出です!
Contents
OTSのEC物流のシステムをご紹介!
OTSでは、携帯通販の時代から、約10年前より、
EC(インターネット通販)の物流の対応を行っています。
店頭までの物流を担う、toB物流を長年になってきたOTSにとっては、
運送会社さんに引き渡した後に、直接エンドユーザーに届く、toC物流は
その特性の違いから、
正直言って、様々な失敗も積み重ねつつ、様々な気づきを得ることも多くありました。
代表例として、
・在庫が合わない⇒お客様の残念な思いに直結する
・商品の梱包方法や段ボールの外観でも⇒お客様の満足に直結する
・1件、1件を大切に扱う必要がある
上記のようなことが挙げられます。
でも、これって、今では当たり前のようなサービスになっていて、
OTSしかできない、ってわけでは、本音、そうでもありません。
他の業界は年々縮小傾向といわれているのに、
EC業界はまだまだ成長を続けている・・・
と、いうことは、EC専門の物流会社様も多くなってきているんですね。
でも、OTSがEC物流を始めた10年前はそうではなかった・・・
今回はそんな経緯をお伝えできればと思います。
在庫が合わない⇒お客様の残念な思いに直結する
『在庫があわない』なんて、合ってあたりまえだろ!と、
思う方もいるかもしれませんが、実はそうでなかったりします。
例えば、toB物流では、ブランドの営業スタッフさんが倉庫に来社されて、
直接商品をみて、出荷準備を行う場合があります。
また、まだまだ、アナログな対応をする部分もあり、
正確性と精度よりも、スピードを重視するケースすらあります。
それは、ECではもちろんご法度、在庫データはサイトにも掲載されているので
在庫差異=機会損失&お客様満足の低下につながる大惨事につながります。。。
そこでOTSは何をしたか?
①荷動き(入出庫)をすべてデータ管理し、システム化した
⇒マスタから、入庫の予定データ、出庫データなどをお客様のシステムと連携することで、
どのお客様もOTSの作業を標準化して、そして、人間の手による間違いをなるべく排除することにしました。
もちろん、商品はバーコード管理で、全てハンディスキャナーの導入で、精度、効率の両立を実現しました。
②在庫保管もシステム化した
⇒前述の、従来のtoB物流においては、『シーズン』『アイテム』『品番』での保管を求められるケースが多く、
比較的、保管型物流というより、流通型物流のため、
ある意味、物流担当者の勘と経験によるものが多かった現状がありました。
そこでEC物流(toC)では、『フリーロケーション管理』を導入しました。
それは、商品の置き場所をシステムで覚えさせる仕組みで、
・空いている保管場所ならどこにおいてもいい⇒保管効率UP
・ヒトに依存しない保管のため、誰でも効率的に探しに行ける(ピッキング効率)
こんな効果が期待できます。
③送り状と納品書の一体型伝票を導入した
⇒従来は、『送り状』と『納品書』は別々に印刷出力されるものでした、
しかし、別々に出力したら、それを付け合せなくてはならない・・・
そして、間違えたら・・・1件間違えたら2件のご配送が発生。。。
それを解決したのが、『一体型伝票』でした。
はじめから、同時印刷を行うので、
付け合せの手間や間違いが防げる・・・といったことになります。
長くなりましたが、次週に続きます!
※詳細は、OTSのホームページをどうぞ!
http://www.e-ots.jp/service/ec.html

OTS マーケティング部

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