効率と非効率のあいだ
公開日:
:
最終更新日:2023/05/17
ファッション物流, ファッション業界(業界情報)
こんにちは!
業務企画室の阿藤です。
10月より、マーケティング部、いわゆる営業より異動となりました。
これからは進化し、お客様に喜ばれ続ける業務づくりを
より一層進めていきます。
今回は、少し前にあるファッション企業の経営者様とお話しして
気づいたことを共有させていただきます。
それは、
ファッションの根源は非効率にある、ということです。
ファッション、そしてファッションビジネスには
他の業界ももちろん、様々なカタチがありますが、
ファッションは特に、
感動、つまりは感情に訴える要素があると思っています。
その感情に響くことは、これも様々あると思いますが
例えば、『とがっている』『こだわりを感じる』ということは
その代表ではないでしょうか?
とがっていること、こだわることには
それだけ、手間をかけていることだと思います。
特にこだわりを挙げてみれば、
職人の他ではまねできない技術なんて
その最たるものではないでしょうか?
僕も革小物が好きで、
少しいい商品を手にしたら、
その商品を眺めているだけで、一日を過ごせます。
(ホントです、革の光沢とか、ステッチとか、なじんできた風合いとか)
人それぞれの心に響いたものは
それが愛されることにつながるんだと思います。
もう一つ言えば、
並んででも、徹夜してでも手に入れたいとか、
ハードルを越えてでも手に入れたいとか・・・
(昔は店員さんと仲良くならなければ買えない時代がありました)
愛されると、当たり前ですが、人が集まります。
それがつまりは、ファッションは『非効率』で構成されているということです。
さて、ではファッション物流では・・・?
物流はいわば『効率』の極みです。
一昔前まで、ファッションの物流をやる会社はあまりなかったと聞きました。
ひょっとしたら、効率嗜好の物流業界にとって、
非効率で構成された、ファッション業界は嫌煙されていたかもしれません。
では、(もしかしたら好きモノの?)OTSは
なんでファッション物流を続けてこれたのでしょうか?
そこには、ファッション特有の『非効率』を理解しながら
ファッション物流を『効率』的に物流サービスを提供することに
ある意味楽しみがあるのではないかと思いました。
非効率を理解するとは、
単に要望を聞き入れないとか、
ありえないと突き返すのではなく、
どうしたら実現できるか?
よりもっと良い結果を出すことができるのか?
歩み寄ってともに発展する理念なのかと思いました。
とがったブランドの物流
大好きっス!

OTS マーケティング部

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