物流とロジスティクスの違い
物流業界のシュウゾーこと小橋です。
今回はいきなり本題ですが…
皆さんにとって
「物流って、どんなイメージですか?」
さらには、
「物流とロジスティクスの違いは?」
・・・「物流は大切だ!」と聞く機会も増えてきましたが、
皆さんはどうですか?
なぜ大切なのでしょうか?
ネット販売であれば、
注文しても商品が届かなければ意味がない・・・
たしかに!
でも、本当に大切だと思ってますか?
そうは言っても、商品が届かないことはないよね・・・
とか思っていませんか?
例えば会社組織であれば、
物流担当にその会社でも優秀な人を配置していますか?
もしくは、物流への投資はどうですか?
もっと言うと、会社の経営会議の場で物流の在り方について議論している時間は?
大切だと思っているのでしたら、
物流費下げようとは考えないのでは・・・。
そんな大切な物流を決めるのに、物流会社の料金比較だけで決めるのはどうしてですか?
自分の中で物流を本気で大切に思っている会社はAmazonです!
それも、ユーザーファースト・・・
お客様を喜ばせるために物流サービスがどうあるべきか?
そのための投資は惜しみません。
決して「物流費が高くていい!」・・・とは言っていませんが、
ただコストだけですべてを語るのに疑問を感じています。
物流は、必要なモノを、必要なだけ、必要な場所に、必要なタイミングで、正確に届けることができる・・・
「お客様を喜ばせる」手段として提供されるべきものだと考えます。
もし、欲しいと思った時に瞬間移動的に届けられるのであれば、物流は必要なくなり、
物流費がかからない分、消費者は安く購入できる!
なので、究極の流通は物流費ゼロの世界です。
とは言え、どこでもドアか3Dプリンター以外は、
必要なだけ在庫を抱え、
必要な手段で商品を運び、
必要とする人に届けなければなりません。
話が脱線しましたが、
みなさんは「物流は本当に大切だ!」と言い切れますか?
大量生産・大量販売の時代には、
物流は製造部門に付随して捉えれれていましたが、
モノが売れない時代にはネット販売などもそうですが、
お客様を喜ばせるサービスとして、
販売戦略として、捉えるべきではとも思います。
また「物流とロジスティクスの違い!」・・・については、
フレームワークス社長の秋葉さんに教えていただきましたが、
「物流とは作業的にモノを動かすことで、
ロジスティクスとは原材料の調達から生産・販売にいたるサプライチェーン全体の流れであり、
ロジスティクスで大切なのは、いかに消費者に心地よい環境でものが届けられるかである!」
オムニチャネル時代を勝ち抜く、物流改革の教科書
著者 秋葉淳一 渡辺重光
発行 幻冬舎
物流会社も、指示通りに作業を行う「物流」から、
全体最適を考えてお客様(荷主)の先のお客様(消費者)を考える
「ロジスティクス」に変革していかなければと思います。
いかがでしょうか?
物流の事に少し興味が湧いてきましたか?
物流=コスト・・
見積りだけで物流会社を決めるのを考え直していただけましたでしょうか?
まだまだ自分も勉強中ですが、
物流からファッション業界を少しでも良くできればと考えています。
もし、そんな考えに興味がある方は、ご連絡いただければと思います。
では、物流業界のシュウゾーがお届けしました・・・
「物流とロジスティクスの違い」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

OTS マーケティング部

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