初参加!KFMセミナー
公開日:
:
最終更新日:2023/05/17
ファッション物流, ファッション業界(業界情報), 小橋重信
物流業界のシュウゾーこと小橋です。
先日FBで本家 松岡修造の記事がありました。
「長女を宝塚に一発合格させた松岡修造の熱血教育5か条」
http://news.livedoor.com/article/detail/12907404/
いや~やっぱ熱いですよ!
なかでも、
「3か条:夢は口に出せ。出せば出すほど思いは強くなる」とか
意外だったのが、
「5か条:「熱血」である以上に「冷静」でなければならない」
そして何より、自分と同じ49歳!
・・・自分もまだまだ頑張らないといけないなと感じました。
さて今回ですが、
ファッション業界でも有名人である
小島健輔先生のセミナーに初参加してきました!
コラムなどは読ませて頂いていましたが
リアルでお会いするのは初めてで、
怖い方なのかなとか・・・すこし緊張してセミナーに参加しました。
今回二日間参加したのですが、
まさに、プロフェッサー・・・
ファッション業界の事を知り尽くしていて
過去、現在、そして未来、
モノづくりから最新のテクノロジーについても精通されており、
さらにはいろいろな事象の要因分析に
大量の実績数字に基づく統計値などから
論理的に積み上げられており・・・・
ただただ、すごいと圧倒されっぱなし二日間でした。
初日の講座は、
■「在庫ロスと運営コストを圧縮!一気通貫業務改善ゼミ」
最初は衣料販売不振の要因から始まりました。
「過剰生産」とか「市場が縮小している」などはよく聞きますが、
時系列で、これまでの変遷をいろいろな統計数字をもとに話をされていて
詳しくはセミナーに参加してもらえればと思いますが、
ファッション市場がどんどん縮小する中で
化粧品市場はまさにマーケティングで市場のニーズを捉え、
売上規模を維持しており、これには驚きました。
確かに、ファッションと言うと、
若年マーケットに偏った考え方をする人が多いなと、自分も含め感じました。
あとは、原価率が下がることで海外生産へのシフトや、
商社によるODMやOEMによって同質化し、
モノづくり日本と言いながら実際には自分たちでどんどん窮地に追い込まれている。
この業界の矛盾のようなものを感じました。
その他にも、
垂直統合型SPAによる在庫リスクの問題や、
これからEC拡大によるリアル店舗の影響などは聞いていて、
やはり「ディスラプション」=破壊的革命
が必要だなと実感しました。
さらには、
セミナーでは在庫とロスと運営コストを圧縮する様々な秘訣についての講義もありました。
そして二日目は、
■「FB再生へのビジネスモデル変遷検証&近未来予測ゼミ」
これには驚きました!
ファッション産業のこれまでの変遷を
歴史的な背景をもとに7つのターニングポイントに分けていて、
成長するのも衰退するのも、
その偶然ではなく必然として起こっているということ・・・
さらには、これからの未来についてもある程度は予測できることに驚きました。
個人的には政治ネタや法改正などは難しいのもあり
興味がなかったのですが、
そんなことを言っていられないなと・・・。
なぜなら、
政治的な背景や法改正によって
それまでの流れが大きなうねりとともに変化しており、
そもそも今苦しんでいる日本の工場なども
それに気が付いていれば、
ここまでの状況にならなかったのではと感じました。
ドラえもんのタイムマシーンやバックトゥザフューチャーのデロリアンで、
その時代に戻り、今の現状を伝える事ができたら・・・なんて感じました!
これからの時代を生きるにはより多くの事を学び、
それを業界だけでなく、広い視野で流れをつかむ・・・
そんな能力を養う必要があるのではとも思いました。
ここに書いたことは、
講義の内容をもとに、自分個人のフィルターで感じた事を中心に書かせてもらいましたが、
まだ小島健輔先生のセミナーを聞かれたことがない人は、
是非お聞きすることお勧めします。
売り込みではないので、
極めて個人的な意見としてとらえて頂ければと思いますし、
多くの考え方を聞いたうえで自分にピンとくる考え方があれば、
それが一番だと思います。
実は今週末も繊研新聞主催のセミナーで
「創造する未来」の著者である尾原蓉子先生のセミナーに行ってきます。
(↓本について紹介しているブログはこちら↓)
http://www.e-ots.jp/blog/archives/5577
楽しみです。
こちらについてもシュウゾーレポートしますので、楽しみにしていてください。
また自分とファッション業界や物流について熱く語りたい人は、いつでも大歓迎です。
賛成意見だけでなく反対意見などもお聞きしたいので、
ご連絡頂ければと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
「ファッション業界を物流から元気にしたい!」
・・・・そんな思いで書かせてもらっています。
引き続き宜しくお願いいたします。

OTS マーケティング部

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