【プラットフォーマー】
公開日:
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最終更新日:2023/05/17
経営者視点
おはようございます!
先週末は雨模様で花散らしの雨でしたね。
今週もお天気は安定しませんが、春の気持ちいい天候になってきましたね。
まだまだ季節が逆戻りしたりするので、服装などに気を付けて体調管理を意識していきたいと思います!(^^)!
【プラットフォーマ―】
先日、ファッション業界のマーケティングセミナーに参加していろいろな新しい気付きをもらえた。
この業界でも辛口で有名なK氏の話は、現場での実務と幅広いデータに裏付けされた説得力のある分かりやすいものだった。
その中で最も印象に残ったのが『プラットフォーマー』という言葉。
(トランスフォーマーではありません!)
※ プラットフォーマ―・・・プラットフォームビジネスの提供者
プラットフォームというと電車のホームのことが最も身近で有名だが、倉庫の高床式の荷卸しエリアなども身近にある。
システムやインターネットの世界でも一般的にはハードウェアやオペレーティングシステム(OS)などもそう呼ばれることも多い。
最近ではビジネス用語でネットモールなどビジネスの場を提供することなどが、プラットフォームビジネスなどと呼ばれる。
具体的にはSNSのフェイスブックやツイッター、ネット通販のアマゾンや楽天などもその代表例。
実際にどの程度の収益を上げているかはそのビジネスによって様々だけど、今最も注目されて多くの人や企業が利用しているという点では非常に影響力がある。
これからの時代は、物流業も一つのプラットフォームビジネスに進化する必要があると感じた。
多くの商品や情報が集まる場であり、現実の商品などのモノを扱う機能として、よりお客様やその先の消費者のためにいろいろなことを提供できる可能性を感じている。
OTSが今取り組んでいる『カイテン倉庫』なども、基本的にはお客様の在庫回転を促す仕組みとして提供しているが、そこで生み出されていく様々な機能や仕組みがより一般的に使える形になることでプラットフォーム化できる可能性がある。
ファッションアイテムや高級食材など、直接価値を持つモノを生み出せることはとても大きな優位性だけど、物流事業者としてはそこを無理して目指していくことは考えていない。
それよりも、その高付加価値を持つモノをより欲しい人、必要としている人にちゃんと届ける仕組みを創ることが、物流事業者としてボクが目指していきたいことであり自分たちの強みを生かせることだと思う。
このプラットフォーマ―として必要なことは、いろいろな機能を組み合わせて多くの人たちが便利に使える仕組みを生み出すこと。
そして、その基本姿勢として大切なことは『オープン』と『シェア』だと思う。
オープンにいろいろな情報や機会を共有して、適正に役割や費用、利益をシェアするという感覚。
大手企業が一社で巨大なプラットフォームを構築して運営していくのではなく、特徴を持った複数の会社が、協力し連携して使い勝手のいい便利なプラットフォームを構築し運営していく新たなカタチ。
大きな組織や財務力が無くても、アイデアと熱意と行動力を持った人や企業が力を合わせて新しい環境を創り上げていく。
OTS今取り組んでいることは、そういうことだと再認識できた貴重な研修でした。

OTS マーケティング部

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