情報が少なければ想定外は続々発生する
こんにちは、
ファッション物流改善アドバイザーの阿藤です。
今回は、物流アウトソーシングあるあるをひとつご紹介です。
それは『想定外』です。
なにが想定外かというと、
物流移管の直前近くになって、必要な作業や作業工程がわかってきたり、
業務がスタートしてから、わかってくるケースがあります。
もちろん、全ての要件定義ができればいいに越したことないのですが、
現実的には難しいのは、私たちの経験上、よくあることがと理解していますので
その対応力も物流の役目だと考えていますが、
その費用の大きさによっては、その影響度は変わってきます。
また、私たちの『荷主』にあたるお客様の場合、
物流コストを予算組みをしているケースもありますので
その予算が大幅にぶれるようだと、
後付の取り決め事は難航するケースもあります。
色んなブログでも触れていますが、
物流の料金のほとんどは、『人件費』です。
時間給に対して、どれだけの生産性があるか?
といったシンプルな構造です。
なので、どんな作業や工程があるのかが
事前にわかれば解決してしまうシンプルな構造なのですが
物流をアウトソーシングしているので全く分からない、
自社物流なので、経費が不明確であったり、
属人化しているので工程がわかりにくいといったことが理由に
なかなか解決しにくいことが現実です。
その不明確を明確にすることも
物流アウトソーシングのメリットのひとつでもあるので
情報がないからといって、あきらめないでほしいのですが・・・
せめて、入荷、出荷、返品、在庫数の月間ごとの年間の取扱い数量など
この情報でもあればいいなと、
たまに思います・・・
さらに、アウトソーシングしているのであれば
物流会社からの請求項目を参考に、情報化してもらえると
非常にスムーズです。
既にある情報でない場合、
新しく情報資料を作り出すことは
ただでさえ他の業務で忙しいのに手間かもしれませんが、
もし物流検討の担当者になった、あなたにとって、
物流会社の選定から、移管導入、正常運用のために、
非常に有用な情報となると思います。
さらに・・・
もっと踏み込んだ情報作成にご興味のあるかたは、
『物流RFP(提案要望書)』といった基本様式もありますので
調べていただくか、詳細は当社までお問い合わせいただければと思います。
OTS マーケティング部
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