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【オムニチャネルの極意】

公開日: : 最終更新日:2016/07/28 ファッション業界(業界情報), ネット通販

おはようございます!

 

週末は過ごし易い天気でしたが、今週からまた暑くなりそうですね。

このところゴルフの機会も増えて、ちょっと肌が焼けるというより焦げている感じです(^-^;

 

 

【オムニチャネルの極意】

 

今現在、オムニチャネルの実践として大きな成果を上げている人と言えばこの人、カメラのキタムラの執行役員でオムニチャネル推進担当の逸見光次郎さんです!

写真左が逸見さんです!

(右はOTSマーケティング部長:小橋です)

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先日、メンズファッション協会(MFU)のセミナーで、またまた逸見さんの貴重な話を聴かせてもらいました(^^)v

 

ネット通販(EC)を始めても、なかなか思うように伸びないと感じている人や企業が多いと思います。

その原因はいろいろある中で、会社の取り組み方やルールの作り方が伸びを阻害しているケースもあります。

 

講師の逸見さんの資料から引用させていただくと・・・、

 

企業の部分最適から全体最適へ

 

オムニチャネルは企業の経営戦略そのもの ⇒ 仕組みの話ではない

 

経営トップ決断事項です ⇒ ボトムアップの限界

 

そして下に任せるものです ⇒ デジタル/IoTの駆使 肌感覚

 

もともと、企業が最初にECを始めようとすると、一店舗として扱って既存の実店舗と競わせる形で展開する企業が多い。

そうすると、最初売上が大きくないうちはそれでも問題はないが、そのうち売上が拡大してくると在庫や売上、顧客の取り合いのようなことが起きてくる。

本来は消費者にとってとても便利で役立つものなのに、企業内の都合や力関係でその機能が生かせなくなる。

 

ECというのは、1店舗としての扱いで収まるようなレベルの機能ではなく、企業全体のインフラとしての機能ができるし生かすべきものだと言える。

要は経営や組織の視点で考えると、そのECという社内インフラの機能を最大限に発揮させる仕組みやルールをつくることが経営者の重要な役割だと言える。

 

今までのビジネスを支えてきた人たちにとっては、このECというものは飛び道具のようにインパクトがある。

それは、今まで作り上げてきた影響力や関係性を飛び越えて、モノが売れていく仕組みだから。

 

しかし、ただ単にECだけで売れ続けていくかというとそうではなくなってきている。

それは、ネット上が実店舗以上に競争が激しくなってきているから。

 

端末がパソコンからスマホに主役が変わってきていて、自宅以外でもいつでもどこでもモノが買える環境になった。

購買行動が常態化している現状では、逆にリアル店舗での接客や試着、販売スタッフからの情報や他愛もない会話などが意味や価値を高めるポイントになる。

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つまり、ネットやEC、スマホ、SNSが当たり前のインフラとなった先には、元々の商品やブランド、お店や人の価値が大切になってくるということ。

 

会社全体でECを活用して顧客に貢献していくために何ができるか?

改めて、その可能性を最大化して動き始めることが、自分たちらしいECやオムニチャネルに繋がると感じる。

 

OTSはこれからも、自分たちらしいオムニチャネルを目指したい方のお役に立てるよう頑張っていきます(^^)/

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田中優一郎

田中優一郎

ファッション・ビジネス・サポーター 株式会社オーティーエス
大学卒業後アパレルメーカーにて3年半の営業職勤務を経て、現職OTSに入社。新規営業、情報システム、管理部門での約10年間を経て2006年より現職に就任。ファッション物流の視点から100社以上の物流現場とシステムを見てきた経験を活かし、単なる倉庫業ではなくお客様企業の物流サービスを担いながらビジネスの発展に貢献するために、ファッション・ビジネス・サポーターという事業ミッションを掲げ新たなサービスに挑戦し続けている。 趣味は、テニス・ゴルフ・スキーといった身体を動かす事。 身体を動かした後の冷たいビール、美味しい食事は格別です(*^ ^*)

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