QCサービスの可能性
おはようございます。
今月からQCサービスの強化・充実を図るべく、
湾岸センターにQCサービスのメインオフィスを作っていきます。
体制面でも他センター所属の品質管理担当者を湾岸センター所属に集約し、
これまで以上に幅広い顧客の対応と修理などの機能の充実、
そして人材教育を行っていきます。
更に、外部のパートナーとして、これまでの修理外注会社に加えて、
アトリエ道(みち)さんというアフター系の修理に非常に高いクオリティを持つ会社と
取り組みを強めていきます。
これまでは、新規入荷時のクオリティチェックから必要に応じて修理し良品化を
図っていましたが、その機能に加えて顧客が購入した後の修理、
いわゆるアフター修理サービスを強化していきます。
アフター修理と言えば、ジュエリー事業の商品部では10年来にわたりサービスを
提供してきましたが、それ以外のアイテムでは一部のバッグやウェアでの対応しか
できていませんでした。
いろいろな意味で、入荷時不良の修理と顧客修理は難易度が違いますが、
もっとも大きな違いは企業の在庫か個人の所有物かの違いです。
つまり所有権が法人か個人かの違いということ。
特に高額品やブランド品の中には大切な人から贈られたこともあって、
単に使えるようになればいい訳でもない場合がある。
そういった思い入れのある大切なモノを扱う可能性も出てくるので、
取扱いには細心の注意が必要になる。
同時に、その分取扱いの管理の手間や難易度も上がるので、
修理管理に対する費用の掛け方も大きく違ってくる。
そういった責任を背負って対応するサービスなので、
当然ながらしっかりと直せる修理技術や間違いが起きない管理方法も重要ですが、
それにも増して大切なのが真心のこもった対応なのだと思います。
これから、取り扱う数量が増えてくればくるほど、
扱い方が画一的で効率重視になってくると思われます。
しかし、本当にそのサービスが求められ続けるためには、
大切な品物をお預かりするという姿勢があるかどうかだと感じます。
日本の社会では、安く大量にモノを捌く時代が過ぎていこうとしています。
OTSのお客様の商品も、こだわりの良い商品を大切に扱うお客様が増えています。
その中で、自分たちのサービスが求められ続けるには何が必要なのか。
OTSの提供するサービスが、お客様のブランド価値、企業価値の向上に
どうしたら役立てるのか、これからも考え続け挑戦し続けていきます!!

OTS マーケティング部

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