アパレル会社の倒産理由NO1は・・・
公開日:
:
最終更新日:2023/05/16
ファッション物流, ファッション業界(業界情報), ネット通販
こんにちは、物流案内人の小橋です。
先日あるマーケティング会社の社長から、
「あのオムニチャネルのブログ
面白いね!
いつもチェックしているよ」
・・・って言ってもらえてうれしかったです。
物流会社って、オムニチャネルなどの商流とは
レイヤーが違い、それを支えるインフラが物流なので
どこまで書いていいのか悩む時があるのですが、
そのように言ってもらえてうれしかったです。
「物流からファッション企業を元気にしたい!」
OTSのブログにはそんな思いが詰まっています
さて、
今回は 「倒産」って物騒な内容ですが・・・
まず、このブログを読んでみてください・・・
「南充浩の繊維産業ブログ」
洋服の値崩れを一気に押しとどめる手段は無い
http://blog.livedoor.jp/minamimitsu00/archives/4370494.html
市場には商品があふれ、供給過多で在庫があまり
店頭セールやアウトレットに投げ込み、催事などの乱発
ブランドは値崩れしていく・・・
それが駄目なことだとわかっていても、正論を並べても
売上げの呪縛から逃れられない。
そこには、
値引きをしないで売る
売り方、見せ方、伝え方が重要
・・・ そんなことが書かれていました。
自分は前職のアパレル時代にまさに、
在庫を多く抱えて倒産しました。
毎日 売上・売上・・・
売上げには商品が必要と
仕入れ枠を確保するのも仕事でした。
それで、
残った商品は催事の話を探しては、
場所と投入金額の交渉・・・
そこには、
そのブランドを好きなお客様のことなど
考える余裕などなかったように思います。
アパレル会社の倒産理由のNO1
「過剰在庫による
キャッシュフローの破綻」
これかなり説得力ありますよ
なにせ経験者ですから!!!
ミキハウスの三起商行さんのように、
バーゲンを廃止しても、売上、利益ともに
結果をだしている企業も出てきています。
このことについても繊維産業ブログでは、
簡単に真似できることではないと書かれていました。
自分も先日、
大手セレクト会社の方と話しましたが、
在庫は「悪」だとわかっていても、
企業として売上、そして利益を求めるなかで、
なかかな難しい
・・・と言われていたのが印象的でした。
そこで、
□物流会社として何かできないか?
たとえば、
在庫状況や、それにかかる維持
コストを数字で見えるようにしたり、
なるべくシーズン中に在庫消化
できるよう再生&デリバリーを急いだり、
データでの店舗と倉庫とECの
在庫連動によって
販売ロスを最小限に抑えたり、
また、
ブランド価値を損ねないような、
リアル、バーチャルさらには海外まで
販売先や売り方を探すなど・・・
できることはあるはずです。
まだまだ試行錯誤中なので、
良い情報があったら教えてくださいね。

OTS マーケティング部

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