預けるだけで在庫を現金化できる、経営のお手伝いをできる物流倉庫
こんにちは、
ファッション物流アドバイザーの阿藤です。
昨年よりサービスのスタートを発表し、
徐々に具体的なサービス提供がはじまっている『カイテン倉庫』
遅ればせながら、その情報発信の強化も徐々に準備が進み始めました。
ここで『カイテン倉庫』とはなんなのか?
簡単に触れていきたいと思います。
在庫は本来、倉庫に保管するもの、
それは出庫以外に減ることはない?
従来、物流倉庫は、預かった商品のスペース費用
入出庫に関わる作業費用がその生業の主軸となっています。
つまりは、預り商品が多いほど
また、入出庫に携わることが多いほど、
物流倉庫は儲かる仕組みとなります。
カイテン倉庫は、
倉庫に預けているだけで、その在庫の販売のお手伝いをしてくれる。
つまりは、
預けているだけ、勝手に在庫が減っていく
⇒在庫が現金化されていく
そんな仕組みのサービスとなります。
特にファッション企業にとって
在庫、特に旧年品の在庫品の現金化は特に悩ましい課題の一つです。
なので、その在庫が現金化されることは
とっても喜んでくれるサービスとなっていきます。
どうしてそんなお手伝いを始めようと思ったのか・・・?
それは、
無駄に商品の出荷と返品が繰り返されるのを直接目にするのは
まさに倉庫の現場であって、
在庫が膨らんで、経営が悪化した企業を数多く見てきたからこそ、なんです。
ここである矛盾に気づかれる方も多いので、よく聞かれるのですが、
預り商品が多いほど、また、入出庫に携わることが多いほど、
物流倉庫は儲かる仕組みとなっている・・・
前段での上記内容に矛盾を感じる方も多いと思います。
(結構よく聞かれます)
確かに、在庫が減って、利用スペースが減って
無駄な入出庫が減れば・・・
短期的な物流会社の売上(請求金額)は減ります。
短期的には・・・
実は当社では(たぶん物流会社のほとんどは・・・)
新規顧客の導入初年度は、あまり利益を計上できなく、よくてプラスマイナス0、
導入より2年、3年以降から、安定して収益を得ることができます。
そこには、ヒトや双方の業務フローの慣れなども要因の一つかもしれません。
つまりは、当社としては、新規顧客をたくさん導入するというより
既存のお客様に長く取引を続けてもらうことが、
実はOTSのとっての最大のメリットだということです。
しかし、世の中のながれや変化は常に激しいものなので
お客様の経営状況も、なにかあればその影響を多少なりとも受けてきます。
なので、物流というコスト部門の領域を超えて、
経営のお手伝い、売上のあがる物流倉庫として
お客様、ファッション企業様の成功、発展をサポートしていきます。

OTS マーケティング部

最新記事 by OTS マーケティング部 (全て見る)
- 皮革品の修理を対応できるように進行しています! - 2020年5月22日
- 健康経営と新型コロナウィルスへの対応 - 2020年5月8日
- 【えるぼし認定「3」取得!!】 - 2020年1月20日
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
-
ノミの実験と物流現場
OTS マーケティング部
-
-
OTSホームページもスマホサイトOPEN
OTS マーケティング部
-
-
アパレル会社の倒産理由NO1は・・・
OTS マーケティング部
-
-
情報共有の重要性!?
OTS マーケティング部
- PREV
- 仕事中の服装について
- NEXT
- オムニチャネル構築への取り組み!