『物流倉庫の撮影の人のブログ』17カット目
このブログを書いている日の朝起きて、
レスリング女子53kg級の吉田沙保里選手が決勝で敗れるというニュースを目にし、
恐らく寝ぼけているな。と本気で思いました。
…が!
夢だけど!夢じゃなかったーー!!!
しかし!常人にはおよそ理解のできないプレッシャーの中で、闘う姿を見て、
例え負けてしまったとしても、純粋に感動しました。
人に感動を与えられるのは、やはり人であり、人が作った何かなのかもしれませんね。
当たり前ですが、銀でも普通に凄いです。
ブログがあがる頃はオリンピックは閉会してますが、まだパラリンピックがありますので、引き続き、頑張れ日本!!
【どんな画像が欲しいのか!?画像の指示の大切さ】
さて、最近になって実感しているのですが、読解力は必要だな…と。
おいおい、小嶋。いきなりどうした?
って思っていらっしゃる方もいると思いますので、
どういうことか説明しますと。
商品撮影をするときに、この商品をどんな風に写した画像が必要なのか?というのはとても重要な情報になります。
例えばバッグなどの撮影は、
・1カット目は真っすぐ正面から。
・2カット目は真っすぐ背面を。
・3カット目は真横から。
・4カット目はバッグの中を見せる。
といった感じで、だいたい基本的な商品の写し方というのはどのお客様も決まっており、それの通りに撮影してください。というご依頼がほとんどです。しかし、当然ですが指示の通りにはいかない場合もある訳です。
仮にベルトの通し方でリュックになるハンドバッグの場合、
・どっちの状態(ハンドorリュック)がメインになるの?
・両方撮るならカット数増えちゃうよ?
・リュックの時は正面から?それとも背負えるのが分かるように後ろから?
というような、撮影者側で判断に困るケースも多々あります。
こんな時、直接確認のご連絡をしたり、逆にお客様から、お任せしますので、
良きに計らっちゃってください的な、ご指示をいただく場合もありますので、
出来うる限りご希望に近しい形の画像を撮影しておるのですが、
繁忙時のため、撮影数が多い場合や、セットの使用時間が限られている時は
このやりとりが意外とお互いの負荷になる時もありますよね。
とはいえ想像しうる全てのケースを網羅した撮影レギュレーションを、
前もって作成するのは中々難しいもので、中にはイレギュラーな指示を
撮影リストに書き込んでご依頼になるお客様もいらっしゃいます。
で、この文章で説明された撮影指示を読み解くのが中々に難しくてですね、
例えば、
「箱付きの商品なので、それが分かるように1カット撮影してください。」
こんな感じの指示の場合、私は商品を箱から出して、横に箱を置いて撮影します。
大概はこれで問題無いのですが、稀に並べるんじゃなくて、箱のフタだけ開けて、
入ってるのが分かるようなカットをご希望だったことや、
商品は必要無く箱だけのカットが別でご希望だったなど、
自分の思った画像とお客様の頭の中にあった画像にズレが生じることがあるんです。
まあ、そんな時はもちろんご希望通りに再撮致しますけどね。
ほんのちょっとの見解や認識の違いで、まるで違うものがあがってきてしまう。
文章から相手の気持ちを正確に読み解くことができれば、そんなちょっとした無駄も省けるかもしれません。
そして、そんな超読解力が欲しいと思うこの頃です。

OTS マーケティング部

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