カイテン倉庫実行中です!【流通効率化の先は・・・】
こんにちは!ファッション物流改善アドバイザーの阿藤です。
昨年の10月にリリースさせていただきました、
『カイテン倉庫』のひとつのサービスとして、
セールECサイトへの商品流通の効率化を掲げておりますが、
まさに実行段階として、進行に関わらせていただいています。
内容を簡単に説明すると、
従来、ECサイトへの掲載には、
掲載する商品をその指定倉庫に送って、
売れ残ったら、OTS(倉庫)に戻ってくるという仕組みを
売れた分だけ発送するという方法です。
そうすることで、
売れ残った商品にかかった物流費を
限りなく削減することができます。
さらには、商品情報や画像なども共有することで
販売期間やその準備期間にかかる、商品の確保時間も効率化して
より流通しやすく、販売機会を逃さないようにすることができます。
当社の小橋が、まさに足かけ2年をかけて
様々な会社さんと提案、情報交換を行って、
やっと、実現に向けて動き出したというところです。
そこでよく言われたことが・・・
『(提案は理解できるけど)OTSさんはどこで儲けるの??』
ってよく言われたことが印象に残っています。
動きだした当初は、
『何かファッション企業に役に立つサービスを構築したい!』
という思いで動き出していました。
なるほど、言われてみれば・・・なのですが、
単純に、
商品在庫が増えれば⇒その分、スペース料金を頂くことができます。
(ある意味)無駄に商品が動けば⇒その分の作業費を頂くことができます。
・・・でも、なんかそうじゃないって思っていたんですね、
目の前の売り上げは、それはそれでうれしいことですが、
OTSや物流会社にとって、一番うれしいことは、
お客様(ファッション企業)と
共に成長し、長くお付き合いしたいということ
なんです。
マーケティングの考え方で、
新規顧客は、既存顧客の数倍のコストがかかるといわれています。
まさに物流もそうで、
毎年、新規導入と、撤退を繰り返すより、
何年もお付き合いいただいた方が
お互いのコミュニケーションや流儀がわかるようになって、
つまりは、相互に慣れてくるので
より効率的な運営を行うことができます。
それは、物流にとっては、最も利益を上げることができるのが
本音です。
だから、
お客様と永くお付き合いいただくことが
OTSにとっての最高のプロフィットです。
色んな方の指摘を受けて
自分自身に気づかされることもありますが、
だから、こんなおせっかいなサービスをやろうとしているんだと思います。

OTS マーケティング部

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