百貨店・セレクトショップに納品する方法【その②】
こんにちは!
百貨店・セレクトショップへの納品方法案内人の阿藤です。
早速ですが、昨年、ブログ開始当時のあるブログで
多くの方、そして、長く読んでいただいてくれている記事があります。
そのブログとはこちら、
『いまさら聞けない??百貨店納品するための5つの方法 』
http://www.e-ots.jp/blog/archives/110
上記添付している画像が
その記事の読まれている状況です。
平均して4分ちかくも熟読してくれているみたいで
非常にうれしいなと思います。
今回は、もうちょっと詳しくお伝えしますね。
■値札と伝票について
百貨店、セレクトショップに納品を行うにあたって、
共に、百貨店値札、各セレクトショップ指定の専用値札の取付が
必須となる場合があります。
両方とも、納品先で受け取り検品を行う際に
共通の項目で検数を効率的に行う目的だと思いますが
百貨店については、『消化仕入』の取引の場合など
販売後の納品もとへの振込入金などで重要な項目になる場合もあるようです。
※百貨店取引については前回のブログをご参照ください
■品質について
物理的な納品の他に、
もうひとつ重要視されているポイントがあります。
それは『品質基準』です。
家庭用品品質表示法や都条例を背景に
また、過去のクレームなどの事例をもとに
購入者にがっかりさせないための施策を
各百貨店、各セレクトショップが
独自に基準を設けて、
なかには、抜き打ちでチェックなども行う場合もあるようです。
その中の一つとして、
検査証を求められるケースがあります。
検査証とは、検針などの異物をチェックしたという報告書や
カシミヤなど、付加価値の高い獣毛を使用している場合、
その検査証の提出も求められる場合もあります。
そこには、
購入した靴に釘が出ていて、けがをさせてしまった場合、
製造物責任として、賠償があった事例もあったと聞いていますし、
カシミヤについては、
『カシミヤ 100%』と表示しているのに
検査をしてみたら・・・100%(90数パーセント以上)ではなかった!
という事件があって以降、その確認が厳しくなってきました。
カシミヤに限らず、アンゴラなど、高級獣毛といわれるものには
その証明を求められることもあるようです。
また、そもそもの、洗濯表示についても
組成や洗濯方法、原産国、会社名、連絡先が
きちんど表記されているかも必要となります。

OTS マーケティング部

最新記事 by OTS マーケティング部 (全て見る)
- 皮革品の修理を対応できるように進行しています! - 2020年5月22日
- 健康経営と新型コロナウィルスへの対応 - 2020年5月8日
- 【えるぼし認定「3」取得!!】 - 2020年1月20日
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
-
(実は結構有効な?)物流コスト削減の方法
OTS マーケティング部
-
-
【速報】『指定外繊維』の表示が変わるようです!(品質表示改正)
OTS マーケティング部
-
-
物流会社をいくら変えても無駄!!
OTS マーケティング部
- PREV
- 【全社研修をやる意味】
- NEXT
- 物流って面白い~!