現場が望むシステム
公開日:
:
最終更新日:2023/05/17
システム
ピカピカの新入社員を見るたびに新年度が始まったんだな~と感じる今日この頃
はじめまして、システム企画室の岸川です。
これまでシステムスタッフの中村が約2年間ブログを掲載してきましたが、
今月より我々システムスタッフ全員が交代でブログを掲載していきます。
色んな視点でシステムに関する有益な紹介記事を掲載していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
今回はこれまでのOTSのシステム構築について少しお話ししたいと思います。
当社は20年程前に比較的早い段階でオフコンから脱却し、お客様のニーズに応える
ためにオープンシステムへと切り替えました。
これまでに物流システム(WMS)の入れ替えは5回を数え開発は7社が関わるなど、
会社規模にしては多額の投資を重ねてきました。
今思い返せばこの投資があったからこそ今日のサービスが提供でき、お客様からの支持を
得ることができたのだと思います。
システムの入れ替えには新技術の導入、中長期計画、戦略など様々な要因があります。
基本仕様は継承しながらも時代に応じた改善を続けながら現在に至っています。
時代の変化と共にシステムの性能は格段に向上し、利便性は当時の物とは比較にもなりません。
しかしながら人も会社も仕事も全てが進化しており要求は止まることはありません。
システム的には全社統一の仕様と装備で運用し効率化や費用等の省力化を図りたいの
ですが、顧客毎に要求がまちまちでそれを許してくれません。
コアな部分はそのままに、満たないところはAccessによるサブシステムを構築して対応しています。
お客様第一主義(我々システムにとっては依頼者全てがお客様)の基本理念を追及
しながらも統一化と個別対応の間で悩みは尽きません。
多分この悩みはこれからも変わることはないでしょう。
実はこのサブシステムにこそ我々のノウハウが詰まっているのです。
「現場が望むシステム」に直結した部分であり、生産性向上に大きく貢献しています。
現在では分散していたサブシステムを統合してリソースの共有を図りながら開発と管理の
省力化を実現し、その集合体は膨大なものとなりました。
製品化して他社に提供できればとも考えています。
最近では同業他社との協業が活発化しており、お互いにノウハウの提供を行なうことで
共に発展していく取り組みを行なっています。
「現場が望むシステム」をベースにどの様に具現化していくか、自社だけではなく他社を
含めてこれからも挑戦していきたいと思っています。
硬い話になってしまいましたが、おつき合いいただきありがとうございました。
では今後のシステムブログを宜しくお願いします。
【プロフィール】
システム企画室 室長 岸川 章
ソフトウエア開発会社からの転職で創業7年目に入社し勤続24年
OTSシステムの歴史を一番よく知る男。現場業務を2年経験した
ことで「現場が望むシステム構築」への本質を知る。
OTSが持っているナレッジやノウハウをお客様をはじめ同業他社
へも提供することで共存共栄を図りたいと願っている。
趣味はゴルフ、ラリー。精神年齢の若さは人一倍、いつまでも若く
あるために息子達の趣味をも共有する。

OTS マーケティング部

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