自分でできる物流コスト削減②
こんにちは!ファッション物流改善アドバイザーの阿藤です。
巷では夏期休暇にはいっている企業もあって、
通勤の電車は少し空いているので
この時期は結構いい感じですね♪
個人的には無性にプールに行きたい感じで
スライダーに乗りたい感じです。
※千葉のスプラッシュシェイカーなんていい感じですよ!
http://watergarden.hasunuma.co.jp/
今回は以前のブログの続編です。
前回は、少し概念的になってしまったので
もう少し具体的な方法をご案内しますね。
削減方法① まとめる
削減の方法の一つとして、
まとめる⇒集約するといった方法があります。
必要な時に必要な分だけ・・・の理念に少し反してしまいますが、
たとえば、フォロー出荷について、
毎日、数点でも出荷を行うのと、
週○回に設定して、まとめて出荷を行うのでは
作業効率と
配送費用に違いが出てきます。
もちろん、ファッション企業の
店舗数、商品回転の特性(1出荷あたりの数量)によって
効果やメリットは変わりますが
・作業の頻度
・配送の頻度
この2つの要素は
集約することで削減できる可能性があります。
削減方法② 事前の情報
現在の運用で
もしかしたら、
『もうちょっと頑張れば、この情報も引き出せるかも・・・?』
といった、情報はないでしょうか??
物流的に、情報には2つの要素があります。
・事前計画の要素
・情報活用の要素
事前計画の要素には、
配置人員計画の要素があります。
例えば、
同じ、数量、工程の業務でも、
前日の夕方にわかった情報と
1週間前からわかっていた、正確な情報では
人員のムラに大きな差があります。
物流倉庫の原価には、スペースと人件費の
2つの要素しかないので、
人員のムラは、人件費に影響されるので
それが、料金に転嫁されてしまいます。
なので、
(可能であれば)
年間、シーズン、月間、週間、日次で・・・
よくばりを言えば、可能な限りの情報が
実は物流コストの削減につながることもあります。
もう一つは、『情報活用の要素』です。
例えば、入荷の事前情報で
PDFのインボイスだけを送付している場合と
エクセルや、csvでも情報を頂ける場合には
大きな差が出てきます。
エクセルやcsvで頂けたら・・・
例えば、
そのデータを活用して
ハンディ検品のシステムを
着荷時点より導入することができたりします。
つまりは、
○活用できるデータがない場合
⇒2人1組で読み合わせで照合作業をする
○活用できるデータがある場合
⇒1人でハンディを使って、正確に作業ができる
コストだけでみると、
2人⇒1人でコストも削減できるし、
『照合』ができるということは、
かかる時間と、精度(間違い)に影響もするので
メリットが大きいです。
OTSが提供しているEコマースの物流は
エンドユーザーに喜んでもらうために
在庫精度を重視したシステムを構築しています。
そこでの大きなポイントとして
『照合』ができる仕組みにしているのも
前述の理由からだったりします。
まとめ
以上で、
・集約 と ・情報 に絞った
コスト削減の方法はいかがだったでしょうか?
『できる限りやっているよ!』
という方も多いかもしれません・・・
でも、もうちょっとできることがあったら・・・
あなたの商品の流通は
もっとステキなことになっていると思います。。。

OTS マーケティング部

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