イーコマースEXPO2015も盛況でした!
公開日:
:
最終更新日:2023/05/16
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先週のイーコマースEXPOで二週連続の出展がひと段落しました。
まずはご来展いただいた皆様、本当にありがとうございました!
会場にすべての時間居れたわけではありませんでしたが、これまで出展したどの展示会よりも確実に興味・関心を持っていただけたと感じています。
特に先々週のイーコマースEXPOは、狭いブースにもかかわらず多くの方々に足を止めて聞いていただき、前面の通路が通れないときがあるほどでした。周囲のご出展の方々には、随分とご迷惑をおかけした事と思います。
大変申し訳ございませんでした。
今回も関心を持っていただけたのは、出展企業の中でも異色のテーマ性があったからだと感じています。それはある意味、現状のEC関連の常識や優先順位の否定に近いものでした。
どういうことかというと・・・、
多くの出展企業や来展企業に共通するのは、イーコマースでの事業の拡大や発展です。
OTSでももちろん、その可能性を広げるために出展をしていました。
ファッション業界でも既存の店舗や事業が伸び悩んでいる企業が増えていて、
多くの企業やブランドがECへの取り組みを模索し挑戦しています。
そのような中で、ECを始めるにあたりどうしても優先してしまうのが
ネット通販のWebページ(フロント)の開発や集客や販促などのマーケティングです。
当然そこにもいろいろなノウハウや仕組みがあり、コストも手間も掛かって今に至ります。
しかし、WebやITのようなデジタルの仕組みは出来上がってしまうと
横展開がしやすいのが特徴で、比較的安価に手軽に多くの会社に使ってもらいやすい。
しかも、データでいろいろな実績や分析ができるので、
何となく成果が出ているようにも捉えやすい。
そういた中で、売りやすく広げやすいフロント関係のシステムやサービスに
注目が行きやすく、お金も落としてもらいやすい構造になっている。
そこでOTSはあえて、
ECのポイントは物流であることを訴えました!!
これは、フロントやマーケティングが重要でないということではありません。
当然、集客して受注をいただかなくては商売が始まらないので、
魅力的なECの仕組みや仕掛けは非常に重要です。
しかし、そこから先の商品がお客様に届くまでの流れやその後のフォローについては、
思ったほど優先度が高くないというのが現状です。
その現状に一石を投じたのが、今回のOTSの主張でした。
ECのフロントのシステムやマーケティングを考えるのと同時に、
物流のことも考え始めましょうということです!!
実際にEC事業に携わっている方々の来場が多かったので、こういったベタな主張が
思いのほか伝わって興味を持っていただけたのだと思います。
一定以上の規模や物量になると、分業制が進んで物流の現場が見えない人が増えてくる。
そうなったときに、物流を後回しにして考えてしまうと大きな問題につながりやすい。
なぜ問題が起きるか、どんな問題があるのかは、また今後のブログで説明致します。
あまり堅い話で長くならないように、今後も気を付けていきます(;^ω^)

OTS マーケティング部

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