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服飾品における「最後まで使う」の意味

日用品などの消耗品とは違い、衣類やアクセサリーなどの終わりとはどこをさすのでしょうか。
流行りではなくなったら?
壊れたり、ボロボロになって着られなくなってしまったら?

服飾品において、「最後まで使う」とはどんな意味を持つのでしょうか。

 

衣類に寿命ってあるの?衣類を手放すタイミング

洋服など衣類を購入する場合、店頭やショッピングサイトで何気なく見て気に入ったり、セールで安くなっていたり、色々ときっかけがありますよね。
昔に比べて低価格て高品質な衣類が増え、自宅のクローゼットや引き出しにどんどん溜まってしまうなんて経験のある方も多いかと思います。

思い切って断捨離をしようと試みたとき、何を基準にいるいらないを判断していますか?
寿命かなと判断できるポイントとしていくつかあげてみます。

・色落ちしてしまっている
・首まわりや袖まわりが伸びて生地がよれてしまっている
・何度洗ってもシミや汚れが落ちない
・体型が変わりサイズが合わなくなった
・流行りにのって購入したが今はもう古臭くなった
・安いからと衝動買いをしたが着こなし方がわからなく結局着ていない

など、このような場合は寿命がきたと思い、思い切って手放してみましょう。
着る頻度にもよりますが、一般的に衣類の寿命は2~4年といわれています。
直せば着られるかもしれない、体型が戻れば着られるかもしれないなどの「かも」は、結局そのままずっと眠ったままになるかもしれません。

 

手放した衣類たちの、その後の行方

衣類を手放そうとするとき、どのような手段をとっていますか?
ゴミとしてそのまま捨ててしまう、フリマアプリに出したりリサイクルなどに引き取ってもらう、自治体や企業などの資源回収にまわすなどがありますが、実際にはゴミとして捨ててしまう方が一番多いようです。
確かにもうゴミとして捨ててしまえば一番手間がないように思えますが、ゴミとして捨てられている衣類の量はなんと年間100万トンともいわれており、リサイクルされずに焼却・埋め立てられ環境問題となっています。

私たちが意識して、リユース・リサイクルを心がけ、ゴミを減らしたり、そもそもゴミにならないような取り組みが必要となっています。
流行っているから、安かったからなどのきっかけで衣類を購入するのではなく、いかに長く着られるかを重要視して購入するようにしたり、衣類を手放す際はゴミとして捨てるのではなく、リサイクルに出したり資源回収を利用するように心がけましょう。
また、消耗を減らすために同じ服を着るサイクルを長くしたり、手直しなどを行ってできるだけ長く着られるようにすることも大事ですね。

 

大事なジュエリーが、もし壊れてしまったら

衣類と違い、ジュエリーなどの宝飾品は、ちょっとしたことがきっかけだったり、あるいは届いたときからそうであったり、壊れてしまう瞬間がありますよね。
大切な人からいただいたものであったり、何かの記念で購入したものであったり、そう簡単に「壊れたから捨てよう」とはなりません。
また、ジュエリーを取り扱っている販売店などの企業様からも、修理の問い合わせが多い、修理の対応に追われ通常業務に支障をきたしているなどの声も多く聞きます。

オーティーエスの社内には、修理技術をもったプロが集まる修理工房を完備しております。
品質向上のため修理原因を明確にし、修理品を迅速、且つ正確にお届けしております。
さらに、修理管理システムを導入しており、店舗で受けた修理品が今どこのステータスにあって、いつ頃お客様へお返し出来るのか?など修理内容と進捗状況をリアルタイムに管理することによりコスト削減・修理期間短縮・顧客満足を実現しています。

ジュエリーはとても繊細で小さなものも多く、修理には専門的な知識も必要とします。
修理に関するお困りごとがありましたら、一度お問い合わせください。

 

倉庫に眠ったままの在庫品はありませんか?

在庫品に関して、こんなお悩みをお持ちではありませんか?

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そんなお悩みをオーティーエスの「カイテン倉庫」で解決します!
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倉庫に保管してある商品は、卸先や直営などの店舗に出荷されて並ばれないと売れる状態にはなりません。
オーティーエスの在庫連携システムにより、作業工程の縮小、物流費や人件費などのコスト削減、返品やクレーム処理などのリスク削減など、受注から納品までかかる負担を大幅に削減することが可能となります。

 

服飾品を「最後まで使う」ということ、一人ひとりそれぞれが感じる物の最後があると思います。
服飾品を手放さずに長く持っておくことが良いとも限りませんよね。
気に入らないから捨てる、壊れたから捨てるというのではなく、責任をもって最後まで使えるかをよく考えて購入を決めるようにしたり、お気に入りの物は修理を試みてみたり、あなたが今お持ちの服飾品と一度向き合ってみるのもいいかもしれませんね。

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