検針業務お任せ下さい!!
公開日:
:
最終更新日:2023/05/16
ファッション物流
おはようございます。
最近、事務所に出入りする方が多いからか?花粉が持ち込まれるようで目がかゆくてたまりません。
さて、話は変わりますが、、、
昨年に食品業界をにぎわせた異物混入事件。
皆さん覚えていらっしゃいますでしょうか? ご存知かもしれませんが、、、実は、私どものファッション物流業界でも、
異物混入は有る事なんです。
異物が歯でもなくビニール片でもなく、針そのものや針の破片などです。
海外で製造された衣料品をそのまま店頭に出してしまうと、、、 エンドユーザーとなるお客様に怪我を負わせることになったり、商品を販売されているファッション企業様の信用問題や社会的責任など様々なところに波及してしまいます。 そのためインポートアパレルの企業様においては、海外から入荷した商品を店頭へ商品を並べる前に必ず検針にて異物混入が無いかをチェックする事で未然に防いでいるんです。 それは、1995年に制定された製造業者等の損害賠償責任について定められた「製造物責任法」通称PL法があるためです。製造業者等は、引き渡した製造物の欠陥により他人の生命、身体又は財産を侵害したときは、これによって生じた損害賠償をする責めに任ずるとされているんです。
例えば、、、 買ったりんごに針が刺さっていたら
→→→事件にはなりますが、生産者の責任ではありません。
しかし、、、 買った洋服に針が入っていたら →→→製造者の責任になるという事です。
OTS各センターには、ベルトコンベア検針機、X線検針機、ハンディ検針機を配備しております。
1.金属が使用されていない商品については、ベルトコンベア検針機
2.ボタンやファスナーなど金属を使用した商品の場合には、空港などにある荷物をチェックするX線による検針機
3.それでも、襟や肩パット、裾、袖部分など生地の厚い場所などは針などの異物混入しやすい部分については、ハンディ検針機
商品の特性に合わせて使い分け検針業務を実施しております。 アパレル製品は、上記の3つの検針で発見できる確率は高くなります。しかし、靴に関しては、靴底部分に使用されている釘がソールまで到達している事も稀にあるので、手で触って検針する触針業務も追加にて対応することもあります。
ファッション物流を専門に扱う企業として検針業務の重要性は全従業員が理解しております。急な店頭納品や入荷遅れによる
他倉庫様での対応が出来ない場合など
検針でお困りの際には
オーティーエスを思い出して頂けたら幸いです。
前回の食品異物混入事件の時を対岸の火事と捉えずに自分たちにも実際に起きうる事象として真摯に業務に取り組んでまいります。

OTS マーケティング部

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