総務が考えるパパの育児休業
初めまして。オーティーエス管理部で総務を担当しております蘆田と申します。
35年の人生で初めて総務を担当し、毎日四苦八苦しております。
私、プロフィールにも書いたとおりオーティーエスに来る前は人事に携わっており、いまだに社内回覧されてくる労政時報(←人事向けの冊子です)は頑張って読んじゃいます。
というわけで唐突ですが総務なのに人事的なネタを書きます。
「イクメン」という言葉が世に定着してから久しいですが、これを読んでいらっしゃるパパ達はしっかりイクメンしているでしょうか?最近は男性の育児参加が当然になってきましたね。
でも育児休業まで取っているパパ達は少ないのではないでしょうか。それもそのはず。なんと世のサラリーマンパパたちの育児休業取得率は2.3%だそうです(平成26 年度雇用均等基本調査より)。
私も二児のパパですが、取ったことありません。なんで?だって収入減っちゃいますもん!!それだけでなく周りの空気がそれを許さなかったというのもあります(当時はオーティーエスとは別の会社でした)。
ではそれらがクリアされれば育児休業を取得したかと言われると・・・。
はっきりこれといった理由が見出せないのですが、自分の中に「男は仕事をやってなんぼ」みたいな昭和的な価値観が多少あるからだと考えています。
「だからお前はダメなんだよ」と思われた世のママさん達、勘違いしないで下さい!!
私は父親の育児参加大賛成です。むしろ自分の子のことなのだから育児するのは当然でしょっていう考えです。
国が施策しているような男性の育児休業取得推進にもおおむね賛成です。
ただ数字はひとつの目安であって全てのパパやママ、世帯や家庭が男性の育児休業を必要としているかというとそうではないのではないかと私は考えているんです。
それぞれに事情や価値観があり、全てのパパが育休取得!!はちょっと無理矢理な感じがするのです。
さすがに2.3%という数字からは育児休業が取りたいけど取れないという状況があると想像できます。100%を目指そうという企業があると聞きますが、少々極端かな~と思うわけです。
(ちなみに国は2020年度までに取得率13%を目指しています。https://ikumen-project.mhlw.go.jp/employee/concept/)
本来あるべき姿は堂々と権利を行使する、行使しないと言える環境だと思うわけです。
育児休業に限った話ではないですが、本来の目的を忘れ、数字だけ追っかけて、その結果誰も幸せになりませんでしたでは、笑えないですよね。。。
翻って我らがオーティーエスですが私自身は家庭の事情に関して理解ある中で働かせてもらっています。当然家庭の事情も承知の上、オーティーエスには採用してもらいました。本当に会社、上司、同僚には感謝・感謝です。
育児休業について、聞くところによると男性の育児休業取得はいまだないそうです。
どういった理由で育休取得者ゼロ人かは定かではありませんが、管理部の一員としては育児休業を取得したいという男性に堂々と育休取得申請書を提出してもらえるような会社にしていければな~と思います。
本社の近くで撮影しました。
こんな虹のように会社と従業員の素敵な架け橋になりたいものです。

蘆田英資

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- 総務が考えるパパの育児休業 - 2017年1月30日
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