業務が急拡大し物流が追い付かない

OTSはお客様の業務規模拡大に合わせ、フレキシブルに対応することができます。
国内アパレル物流は、単なる保管・出荷にとどまらず、検品、値札付け、アソート、EC対応、返品処理など、年々業務が細分化・高度化しています。その一方で現場では人手不足が深刻化し、品質とスピードを両立させることがますます困難になっています。属人的な作業や不十分なマニュアル運用は、ヒューマンエラーやクレーム、納期遅延の原因となり、ブランド価値の低下にも直結します。

OTSは、こうした「作業が回らない」「品質が安定しない」「EC対応が追いつかない」という国内アパレル特有の課題を、【物流＋付加価値業務＋教育体制】の三位一体で解決します。単なる外注先ではなく、現場改善まで踏み込んで支える“運用パートナー”として、ブランド様の成長と安定運営を支援します。　　　　　　　

現場力・人員力・拠点連携を一体化したOTS独自の運用モデル

OTSでは、国内アパレル物流における作業の複雑さと物量変動に対応するため、標準化・教育・人員配置・拠点連携を軸とした運用スキームを構築しています。入荷検品、値札付け、補修、アソート、撮影、EC対応、返品処理までを一つの物流ラインの中に組み込み、ブランド様ごとの運用フローに柔軟に対応。商品の特性や販売チャネルに合わせた最適な処理体制を設計します。

現場運営の基盤となるのが、全社共通マニュアルツール「Teachme Biz」による作業の可視化・標準化です。パート社員を含めた全スタッフが同一品質で業務にあたれる体制を整え、属人化の排除、品質の安定、教育コストの最適化を同時に実現しています。加えて、人時委員会による作業時間の可視化、5S委員会による職場環境整備、CS委員会による品質改善といった長年続くカイゼン活動が、日々の安定稼働を支えています。

さらに、OTSの大きな強みが拠点集積による人員・スペースのフレキシブルな運用力です。OTSは江戸川区南葛西エリアに5か所の物流センターを集約しており、急な物量増加や倉庫スペースの拡張が必要になった場合でも、センター間の連携や拠点移動を迅速に行うことが可能です。これにより、倉庫スペースの急拡大にもスピーディーに対応し、お客様の成長フェーズに合わせた柔軟な運用変更を実現しています。

人員体制においても、OTSには650名を超える直接雇用の作業スタッフが在籍しており、繁忙期や突発的な業務集中時にも拠点を横断した応援体制を即座に構築できます。単なる「外注頼み」ではない、盤石な自社人員による安定供給力こそが、納期遵守と品質維持を両立させるOTSの最大の強みです。
これらの仕組みを全国6拠点の物流ネットワークで一元運用することで、国内アパレル物流における「人が足りない」「場所が足りない」「作業が回らない」といった慢性的な課題を、運用面から根本的に解決します。