自分で削減できる物流コスト
こんにちは!物流改善アドバイザーの阿藤です!
梅雨も明けないなか、すっかり猛暑もはじまってしまいましたが
週末はまた、天気もくずれるようなので気が抜けないですね~
そんなときには、
物流コストの削減なんていかがですか??
あ、でも、OTSは単に安いだけの物流会社ではないんで、
頼んだら単価が下がるとかで、勝手に物流コストが下がる・・・
なんて期待されている方にはオススメしませんので。。。(^_^)
OTSが約30年間見てきた中で
こうすればいいのにな、と思っていたことを、いくつか紹介しますね。
今回はそのひとつで、最も重要なことからご案内します。
量を減らす
すっごく単純ですが、実は一番効果があるコストの削減方法です。
ファッションだけではなく、色々な物流の勉強もしてきましたが、
どこでも同じく言っていることでした。
物流の効率化、いわゆる自助努力による効果の約3倍は効果があるようです。
ということですが、
ところで・・・
ファッション業界の多くは、
『やらなきゃいけないから、やらなきゃいけないんだ』
ということが多くないですか?
例えば、
・たくさん並べないと売れないから、たくさん投入しなきゃいけないんだ
・正価で売れる時期が短いから、少しでも早く投入しなきゃいけないんだ
・催事に参加しなきゃいけないから、セール商品をたくさん投入しなきゃいけないんだ
とか・・・、心当たりありませんか??
でも、
・たくさん投入したけど、どうでしたか?
・いちはやく投入したけど、どうでしたか?
・たくさん催事に投入したけど、どうでしたか?
どうでしょう・・・?
⇒たくさん投入したら・・・売れ残った分だけ返品されます
⇒はやく投入した分だけ、緊急性が高くて煩雑になってコストUPです
⇒売れ残った商品は全て返品、そして・・・また別の催事に投入されます・・・
誤解だけしてほしくないのですが、
出荷するまでは、ファッション企業のスタッフさんは
皆さん本当に真剣な気持ちなので
僕たちも、『何とかその気持ちにこたえたい!』っていう気持ちで
なんとか、要望の量を
なんとか、要望の期日までに投入できるように頑張っています・・・
でも・・・
出荷した後、なんか違う気がする・・・
だから、
そんなことを今回書かせていただきました。
趣味嗜好がより一層多様化しているので
いつ、何が売れるのか・・・?
本当にわかりにくくなってきてるのは事実だと思います。
でも反対に、こんな原則もあることを
忘れてほしくないなって思いました。
必要な時に
必要な分だけ届ける
次回からは、
もうちょっと小ワザ的な方法もご案内しますね。

阿藤 貴彦

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