ECサイト物流(BtoC)

個人消費者様向けに商品をお届けするということ

ますます増加するインターネットユーザー、また機器類やインフラの充実にともない、E-コマース(電子商取引)市場もまだまだ拡大していく傾向にあります。大変ありがたいことに、オーティーエスではアパレル・ファッションのECサイト(インターネット上のお店)を展開される企業様から、比較的早くからご要望をいただきBtoC(企業-個人間取引)物流を展開させてまいりました。

ですが、ECサイト販売を展開されるアパレル・ファッション企業様にとって、商品を無事にお客様の元へお届けするということは、いろいろな点でとても気を遣われていらっしゃるのだということを、お手伝いをさせていただくうちに気づかせて頂きました。
ひとことで『物流』とは片付けられない悩みが、物流のご担当者様にはおありなんだということに気づかせていただいた次第です。

例えば過去には、
ー「商品の送り間違いがないか」
ー「配達は完了したのか。また、不在や受け取り拒否になっていないか」
ー「個人情報の取扱いは万全か、漏えいがないか」

…などの不安のお声も、今までにたくさん頂戴しました。

そこでオーティーエスでは、これらの不安を解消するため、またお客様のショッピングサイトで消費者の方が気持ちよくお買い物をしていただくため、物流企業として特に以下の点に配慮することをお約束させていただきます。

1.配送商品の送り間違いゼロを目指します。
2.配送が完結するまでフォローいたします。
3.個人情報をお守りします。
1

出荷作業の際、出荷予定の商品リストと購入者宛ての送り状を一枚で印刷するシステムを構築しています。

ココがポイント

出荷予定商品リストと送り状をバラバラに印刷しないため、付け合せの間違いが発生しない。
よって商品の送り間違いが発生しない。

2

運送業者とのデータ連動をしており、配達完了情報のデータ提供が可能です。

ココがポイント

「不在」「受取拒否」等の情報を付記してデータをお返しするので、状況把握と購入者様への迅速なご対応が可能。

3

ご要望にお応えするため、プライバシーマークを取得しました。
『個人情報について適切な保護措置を構ずる体制を整備している事業者』として認定を受けています。

ココがポイント

財団法人日本情報処理開発協会より、個人情報を保護・管理するための運用・リスク分析を適切に行えているという認定をいただき、情報漏えいに対して高いレベルで管理。


といった対応をするに至りました。

物流業務を委託すると、実際にはどんなことをするの?

ー物流業務の受託とデータ連動
倉庫内で行われる業務を簡単に表すと、

商品の倉庫受け入れ
1.『商品』の倉庫受け入れ


検品
2.検品


保管
3.保管


出荷
4.出荷(→返品)


と言うような流れで業務を行います。
この各作業のタイミングごとに変化する商品の数量を、『実績』データとしてやり取りすることになります。

商品の数量が変わるタイミング(入荷・出荷など)で、オーティーエスの倉庫内物流管理システムでデータを作成します。
その上でECサイトを運営されるお客様側の顧客販売システムとオーティーエスの倉庫内物流管理システムとのデータ連動を行い、各種のデータをご提供いたします。

例えば

入荷

【A】という商品が10点入荷したとします。その時点で『入荷ーAー10点』というデータが出来上がり、『入荷実績』データとしてご提供します。

出荷

商品【A】を例えば4点出荷する場合、『出荷指示』データを出荷先の購入者様の住所情報と共にオーティーエスにご提供いただきます。それを元に出荷が完了すると、『出荷^Aー4点』という『出荷実績』データをお戻しします。

在庫

出荷が終わると、出荷数量分を在庫から差し引き(10点−4点=6点)ます。確定した在庫(6点)について、『在庫実績』データをお送りします。

このように、「入」「出」、総在庫のデータを常にやり取りすることで、常に販売可能在庫の把握が可能になります。

オーティーエスでのECサイト物流の特徴

入荷~出荷までをバーコード一元管理
入荷~出荷までをバーコード一元管理

ECサイト販売では、ロングテール(需要の低い商品でも、取り揃えを広く設けることで売上につなげる)を狙うためにどうしても多品種・少ロット(多岐に渡る商品展開でも、1型あたりの取扱量が少ない)化の傾向になるのではないでしょうか。
オーティーエスでは、お客様の商品が倉庫に入ったときから商品番号をバーコードシール印刷して、商品に貼り付けてバーコード管理をいたします。
これにより、保管中や出荷時に商品の在り処が瞬時に分かり、効率的に作業を進めることが出来ます。

『商品の送り先間違い』の発生率が極めて少ない印刷帳票類の工夫
『商品の送り先間違い』の発生率が極めて少ない印刷帳票類の工夫

オーティーエスが出荷作業時に使う納品書は、
1.お客様向けの納品書
2.倉庫内保管場所表示
3.運送会社の送り状
が、おなじ一枚の紙に印刷されています。
納品書(1.)に記載された商品を、保管場所(2.)を確認して商品ピッキングをして箱詰めしたあとは、同じ紙に印刷された送り状(3.)を箱に貼ります。
通常は別々に発行される 納品書/運送会社の送り状 ですが、これらが最初から一体となっているために、◆商品 ◆納品書 ◆送り状 を後からセットするという間違いが起こらないので、「『商品の送り先間違い』の発生率が極めて少ない」ということです。

梱包にも真心を
梱包にも真心を

ブランドイメージ・商品のコンセプトを表現するため、時には「こんな風に梱包して発送して欲しい!」というご要望もおありではないでしょうか。
お届けする商品を演出するための商品をお包みする方法や、資材のご提供にもご相談に乗らせていただきます。
現在オーティーエスでお引き受けしている企業様の中では、商品をダンボール箱に入れる前に白い薄紙にお包んでお送りさせていただいているお客様がいらっしゃいます。

実店舗は持たないので出店/店舗運用コストはかからないとは言え、ECサイトの運営と言っても、やることは結構あるのではないでしょうか。○サイト運営 ○お客様の対応 ○お客様への配送 ○アフターフォロー ○商品開発=次に売れる商品は何か、次期商品企画 ○在庫管理 ○販売管理などなど・・・。

「現在自社で発送を行っていますが、発送業務が繁忙になってきたため在庫管理も含む発送業務をアウトソースしたいと考えています。」・・・とは、実際にお問合せでいただいた電子メールの文面です。
同じようにお考えの物流担当者様、オーティーエスではECサイト物流のアウトソーシングをお考えの企業様の不安・不満解消に、一役買えればと考えております。
まずは些細なことでも結構ですので、ご相談いただければ幸いです。

オーティーエスにご相談ください。