「いつまでたってもユーザーインタフェースが決まらない」
「設計・テスト段階に入ってからも仕様変更が多発する」
・・・そんな悪循環に陥らないシステム開発を心がけております。
過去、多くのお客様とのシステム開発プロジェクトにおいて実績のある要件定義の手法をベースに、システム開発をご提案いたします。
明確な要件定義と、お客様との認識の合意を図りながらのスムーズなシステム開発を目指します。

遅れの出ないよう、常にお客様との認識の統一を図りながら開発を進めます。
「データの流れ」の把握に重点を置きながら、要件定義や設計を進めるDOA(Data Oriented Approach)という考え方で、システム開発を進めます。
具体的には、
・業務全体を、データの流れに着目した図(DFD図=Data Flow Diagram)で把握
・データ項目の集まり同士を、関連図(ER図=Entity-Relationship Diagram)で把握
・データの正規化(データの重複を最小限にしデータ構造を最適化すること)
・複合設計/構造化設計(開発効率や保守性の高いプログラム構造を設計)
などの手法を組み合わせ、常にお客様との認識の合意を図りながら開発を進めます。
データ連動にあたり・・・
本来システム開発プロジェクトでは,予算,期間,開発の優先順位に見合った最適なスコープ(開発範囲)を早い段階で明確にし,新システムに対する要求仕様を確かなものにしたうえで荷主様と合意しておくことが最重要であると考えます。
しかし、開発を急ぐあまり極端な短期間開発がしばしば行われたり、要件を決める詰めを欠いたまま開発を進めてしまうことが見受けられます。これでは冒頭に挙げたような状況はいつまでたってもなくなりませんが、オーティーエスではこれまで幾多の実績のある手法によりお客様の求められる「仕様(Specification)」レベルで、十分に表現できるように日々努力しております。

オーティーエスでは、現行の業務分析をスタート・ポイントとし、業務処理の流れを
@「データの流れ(データフロー)」
A「データの蓄積(データストア)」
B「処理(プロセス)」
の3つの視点(前述:DFD図)で把握することから始めます。

業務処理の流れを把握して対象業務の問題点が明らかになった時点で、詳細な業務要求の把握のためにユーザー様へヒアリング調査を実施します。「何を聞くのか」をリスト化した調査項目表やヒアリングした結果を記入する調査シートをあらかじめ準備して臨みます。
全くの新規開発の場合には、この段階から作業が発生することもあります。

調査で明らかになった問題点や要求を元に分析・整理を加え、
「システム化要求分析票」を作成します。
・新機能(+改善対象個所)
・データ項目
を具体的に記述し、優先順位も付けておきます。
また、お客様から画面や帳票のイメージ提出がある場合は、画面・帳票のプロトタイプも添付する等を行いお客様にはイメージで解説できるように心がけます。