【世界のECの現状】
公開日:
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最終更新日:2023/05/17
越境EC
おはようございます!
いよいよリオ・オリンピックも開幕して、日本選手もメダルの速報がどんどん流れてきています!
予想通りの活躍ができている選手もいれば、思わぬピンチで結果が出せなかった選手もいますが、これからの日本選手の活躍をみんなで応援して楽しんで盛り上がっていきましょう!!
【世界のECの現状】
2015年の世界のネット通販の流通総額が約80兆円と言われています。
ちなみに、そのうち上位5大モール(タオバオ、ebay、Amazon、楽天、Yahoo!)で65兆円とのこと。
今年か来年で100兆円を超える見込みです。
ちょっと桁が多くてイメージしづらいですが、実際に世界のネット上でモノの売り買いが増えているのが現状。
そのうち、越境ECがどの程度含まれているかというと、2~3割程度とのこと。
思ったよりも少ないと思いませんか?
実際にインターネットというのは国境を越えた情報網なのですが、ECになると国境を超えているものが少ない。
それには3つの大きな要因があって、物流、決済、言語と言われています。
物流と決済は一定のコストをかけることで現時点ではクリアされているが、特に言語の壁というものが思ったよりも高く越境ECを実現する上での最大の障壁になっている。
実際に、各国や経済圏でも言語が違う間では越境ECがスケールせずに、それぞれの中での勝ち組と言われる巨大モールの中だけでECが成長している。
所謂、ガラパゴス化と言われる独自の商圏内での発達に留まっているのが実態。
逆に各国でのECが発達すればするほど、違う言語での対応が難しくなっている。
それは、同じ商品でも出品時の表現方法が様々あって、標準化した商品データやリストに基づいたマスタ化やリスト化ができていないから。
フリーテキストでの翻訳には限界があるので、商品のリスト化が翻訳の肝になる。
それについて、自ら苦労してその効率化を追求し更に徹底的に研究し、ついに独自の技術を開発して特許まで取得して一般化したサービスがeLADY社の『LISUTO!』です。
既に世界のECの技術者の間では注目されていて、大手との連携の話も後を絶たない状況です。
OTSでも物流面で様々なサポートをしている中で、この技術がECの世界に与えるインパクトは
これまでの常識を覆すような可能性を感じている。
それは、真にECが地域や空間の壁を越えて、ヒトとモノが繋がる可能性を最大化するツールになるから。
これまでのビジネスは常に大手や経済的な優位性が影響力を持つような側面があり、本当にフェアな戦いというものが存在しにくい。
純粋に商品力や販売力で勝負をするだけのフェアな世界。
実はそれが作る側にとってはもちろん、消費者にとっても最も良い環境なのではないかと感じています。
だって、無理して安く作ったモノは誰かがどこかで泣いているし、永くは続かないから。
そして、新しいモノを作り続けるだけではなく、リユース品にももう一度光が当たる可能性が高まる。
限られた資源の地球環境で継続性を考えたときには、リユースの市場価値が高まるし必須になる。
世界のECの発達とこれからの可能性を考えたときに、物流会社で何ができるかワクワクしながら挑戦していきます(^^)/
OTS マーケティング部
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